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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモの真正種子栽培,本実験(その15)

2014-06-25 | ジャガイモ

6月19日(木)。平床育苗箱のジャガイモはずいぶん成長して,イモがコインより大きくなったものがいくつか。


これまで肥料をまったく与えず,なるがまま,葉が茂るがままにしておきました。それで,根元付近は直射日光が当たらず,暗い感じです。この環境が地中にすこし似ているのでしょう,イモは第1節に直接付いて膨らんでいます。ストロンを伸ばすエネルギーを消費していかなくても,その方が効率的と判断したと思われます。

イモの表面は,地中にあるイモのような薄褐色でなく,緑に近い色です。これは明らかに真っ暗でなく,すこしばかり光を感じる環境下にあることによるのでしょう。

光が感じられるとはいえ比較的暗い環境にあるためか,イモが形成される節は第2,第3にも及んでいます。これは予想どおりです。その例を以下,写真でご紹介しましょう。

 


第2節にイモがある株が複数。

 


第1節にはたくさんのイモが。そこからあふれた養分が第2,第3節にも運ばれていきます。

 


蕾が付いていないので,まだ成長していくでしょう。どこまで大きくなるか,見守っておきましょう。