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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャコウアゲハ観察記(その316)

2014-06-16 | ジャコウアゲハ

今,終齢幼虫がいくつかはいますが,ほとんどが蛹になっています。中には羽化が終わった個体もあります。これは第2世代の締めくくりにあたります。

6月15日(日)。イネ科植物の枯れ茎に付いた蛹を見ると,間もなく羽化しそうな気配。それで,家の中に持ち込んで撮影の準備。

ふしぎなほどタイミングが合いました。10分ほどすると,殻が開き始めたのです。

 
ゆっくり殻から出始めました。何度も見た光景ですが,今回の出方はじつにすっきり,くっきりしていました。

 
大きめの昆虫は,やはり時間をかけて成熟していきます。出方といい,翅の伸ばし方といい,飛翔までの時間といい,みんながそうです。これは,小さなシジミチョウを観察した後に感じた印象です。

数時間して翅が整うと,ヒラヒラ舞い上がっていきました。