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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

畑のジャガイモ,肥えた腋芽

2014-06-28 | ジャガイモ

今年のジャガイモの出来は予想外に多くて,作り甲斐を感じています。地上茎が鬱そうと茂っていて,「これは大きなイモが入っていそうだな」と思っていたら,そのとおりなのですから。まだ全部を掘ってはいませんので,全体としてどうなのかは不明です。

それに,うれしいおまけまで付いてきました。なにかといえば,空中イモの付いた株がいくつもあること。空中にあるイモというと,肥大した腋芽しかありません。それがジャガイモの小さなイモの風体を成しているのですから,問題意識を持ってジャガイモ栽培を試みているわたしとしてはうれしくってたまりません。

今現在,肥大腋芽を確認できている品種はアンデスレッドのみです。緑の茎に,赤いイモがたくさん付いています。第2節にも,第3節にも,さらにはその上の節にも! その様子を写真でご紹介しましょう。

茎に赤いイモが見えます。

 


部分を見ていきましょう。肥大腋芽の先から出芽しているのがわかります。まだ成長しようとする意志のようなものがみえます。 


別の茎を見ると,大きめの腋芽が付いています。 

 
第2節から上にも,ずいぶんたくさんのイモが!


肥大した腋芽からはやはり出芽しています。 

 
ここも。


土を掘って観察してみましょう。土寄せをして地中に埋もれた第2節と,地上の第3節とを比べると,はっきりちがっています。後者では,出芽の様子がはっきりしています。 

 
まだ収穫作業が続きます。さらに新たな事実が見えてくるかもしれません。 

 


卵に異変!(続)

2014-06-28 | アゲハ(ナミアゲハ)

観察を続けていて孵化をたのしみしているのに,異変が生じて孵化に至らない,という事態はなんとも残念なものです。

卵期にこんなに天敵にやられるのかとつい思ってしまうほど,卵に穴が開いている例が目立ちます。下写真もそうです。 

 
中には,二つも穴が開いている卵があります。その形からは,どうもハチが出て行ったとしか思えません。


卵の直径が0.9mm弱。その表面から出た寄生バチって,やっぱり想像もできないほどの小ささです。一度でも見てみたいなあと思うのですが。