プランターに植えたジャガイモで果実(実)を意図的に計画的に生らせるには,偶然の機会を待っていてはダメです。結実を期待するなら果実の生りやすい品種を植えるほかありません。今春,わたしが植えているのは“ホッカイコガネ”と“はりまる”です。
ジャガイモの花と実について調べているうちに,その他の品種で結実しやすく入手が容易なものとしてもうひとつあることがわかってきました。それは“キタアカリ”らしいのです。キタアカリなら大抵のホームセンターで買えます。それで,このことを確認するためにプランターと露地の両方で栽培することにしました。結局,プランター栽培はキタアカリを入れて3品種になります。
このキタアカリ,母は男爵,父はツニカで,男爵の形質を受け継ぎつつ,父親譲りでジャガイモシストセンチュウへの抵抗力が強いのだとか。今年は男爵の栽培を見送っていたので,ちょうどその穴埋めにもなります。
おもしろさが付け加わって,栽培のたのしさが増します。たのしさを加味した実験的栽培でもあります。これって,結局あそび心なんですね。
買ったキタアカリは最少量の1kg。イモの重さを量ると小さいもので1個当たり50g,重いもので100g程度でした。
大きいものについては2分割にし,小さなものはそのまま植え付けることにしました。全部で18。
プランターに使ったのはこのうち2個。残りの16個は露地植えとしました。
結果がたのしみです。