自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

山里の夕暮れ

2016-12-19 | 日記

12月18日(日)。快晴。

近くにある山里で見た夕焼けの話です。「この里を下るときに見た夕日がなんともきれいだった。雲が横方向に流れたようになってなんとも見事な色に見えた」という話を耳にして,「よし,それならわたしも見てみよう」と思い立ちました。わたしはきれいな夕日を見ながら年少時代を過ごしましたが,今住んでいるところからは夕日は見られません。つまり,夕焼けが見られないというわけです。というのは,家のちょうど西に山がそびえているからです。それで,夕日の話を聞いたときに,一層夕焼け空が恋しくなって,興味が湧いてきたのじゃないかな。

この日,午後4時すこし前に自宅を出て山里に入って行きました。澄み切った大空に,雲が薄くかかっています。

 
里の奥から西方向を振り返りました。ちょうどジェット機が飛んで行きました。最近,こうして空をじっと眺めたことがありません。すてきなひとときです。

 
太陽がゆっくり山の彼方へ沈もうとしています。両側から山がV字に谷をつくり,紺碧の空が広がっています。

 
大気と雲があって初めて,こんなふうに色の変化が味わえます。何げなく生きているこの地球に,こうした現象が当たり前のように繰り返されていることをしっかりこころに刻んでいたいと感じます。ありがたい限りです。

 
入日を追って,里を下り元の場所へ移動。静かな初冬風景です。


ほんのひととき,わくわく感動体験ができ感謝。

12月19日(月)。今日も快晴。気温が高めで穏やかな一日になりました。外出からの帰り,たまたま夕暮れを見ることに。遠望できる山なみは小さな頃から見慣れています。同じ夕焼け風景を見ながら,遊びを終えて家路に着いた記憶がよみがえります。


川面に映る色彩もまた,自然の妙を感じさせてくれます。