自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

師走,金沢風景(5)

2016-12-20 | 旅行

雪吊りの林立。どこに行っても,雪対策が徹底しています。裏返していえば,それだけ被害に遭う確率が高いということなのでしょう。その風景が風物詩としてすっかり定着しています。 

 
塀のこちらにも,あちらにも。塀には薦(こも)が下がっています。雪が積もり,それが融けると,土塀が損傷するのだそうです。これも北国ならではの生活の知恵。自然の材料を使った,合点できる方法です。

 
薦がずっと続いています。静かな町並みです。

 
ほら,このように傷んだ土塀がありました。

 
大きなマツの木にも雪吊りが施されています。太い枝なので折れないと思うのですが,どうやらそうでなさそう。

 
マンサクがありました。我が家の庭にあるマンサクの景観とそっくり。

 
カキの実が1つ,ポツンと取り残されたように付いていました。鳥がそれを食べないのか,ふしぎになってきました。

 
個人住宅でも,こんなに丁寧な雪対策が。住まう人の人柄が浮かんでくるようです。

 
プランターのサツキも大事にされています。やっぱり材料は稲藁です。


このときまでは,雪吊り作業を見かけませんでした。もうほとんどの木で作業が終わっているといった様子でした。

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