12月18日(日)。畑の野菜用ネットにオオカマキリがいました。寒さにやられてじっとしていました。動くには動くのですが,相当ダメージを被っている様子。からだじゅうに露が点々と付いていました。
前から見ると,威圧されそうな雰囲気。
近づいて撮りました。顎や触角が動きました。生きているのです。
正面から撮りました。複眼・単眼,口器,それに触覚がすべてというつくりです。外界を知るための感覚器官,獲物を食べるための口器。それらが前脚と連動して捕食行動がなされます,その指令系統がまた頭部にあります。そう考えると,さすがにどう猛な三角頭という感じが伝わってきます。しかし,低温には勝てません。死期が迫っています。力いっぱい生きてきたことでしょう。
撮影機材はコンパクトカメラです。近頃は常時携行しているこのカメラにほとんど頼っています。