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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

年の瀬,庭の生きものたち

2016-12-22 | 生物

12月22日(木)。昨日は冬至。晴れて穏やかな一日でした。今日は曇りのち雨。でも,冬ながら過ごしやすい気温でした。午前中,雨が降る前に庭で作業。

近くを黄色いチョウが舞いました。キタキチョウかなと思って見ていると,鉢植えの竹にとまりました。近づいて確認。やはりキタキチョウでした。この気温ぐらいでは冬眠に入れないのでしょう。お蔭で,私の大好きな接写をさせてもらえました。


うんと近寄って。これだけの毛で寒さからからだを守ります。こうして見ていると小宇宙を覗いている気分になります。


マンサクの蕾がこんなにたくさん。枯れ葉と同居しています。蕾の中が覗いて見えるものもあります。わずかに黄色!


植木鉢のマンサクは葉を完全に落としました。早春の準備を整えています。あと1カ月ほどで開花が始まるでしょう。


このように冬を成虫で眠って過ごそうとする昆虫がいます。厳しい寒さでは活動することができないのです。秋にはすでに花芽を形成していて休眠状態にあった樹木があります。厳冬期に目覚め,いち早く活動を開始して昆虫の訪れを独り占めしようとする作戦に見えます。

自然の姿はたくさんのことを教えてくれます。