へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

本命チョコは…

2010-02-14 23:03:14 | へちま細太郎
こんばんは、はじめまして、りょうこです。

バレンタインデーに義理チョコもあげたことありません。
毎年、チョコは1個だけ買います。でも、あげたことありません。
今年も買いましたけど、勇気がでなくてあげることができませんでした。 雪だるまのお礼だって言えば、簡単に渡せそうなんだけど…。
なんか…。
どうしようかな、と迷っているうちに夜になっちゃいました。
今年も…買っただけに終わりそうです。
たくさん、貰ったでしょうね、きっと。
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バレンタインデー

2010-02-14 22:07:50 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

バレンタインデーでも容赦ない部活。
そんなわけで、スクールバスに乗ろうとバス停に立っていたら、
「おはよ、細太郎君」}
と、小学校の時の先輩たちがやってきて、紙袋を渡してくれた。
「全員分あるからねえ」
「いつもありがとう」
とお礼を言うと、
「お返し待ってるよ~、おばあちゃんのお菓子おいしいもんね」
と、とんでもない答えが返ってきた。
「義理チョコなんかあげないでよっ」
きいきい声に振り返れば、
「中野治美、あんた相変わらず生意気ね」
と、先輩たちも束になって応酬する。
「ふん、どうせ義理ならこのくらい大きな義理チョコにしなさいよ」
はるみは、巨大なハート型のお煎餅を押し付けてきた。
「(-"-;)」
「チョコじゃないじゃん」
「うるさいっ」
ぼくを無視してのバス停の前の騒ぎに通り過ぎる人たちは笑う笑う。
恥ずかしいのでぼくは、さっさとバスに乗ってしまった。
やだもう…
運転手さんまで笑っているじゃないかあ。
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