こんばんは、へちま細太郎です。
雪が降ったね、でも、
「何でとけるんだよっ」
と、寒くてやる気のない外の部活の人たちが叫んでいた。 お昼までにきれいに消えちゃったもんね。
陸上部のしんいちは、いつも大学のグランドで部活をしているからほとんど会うことはないけど、珍しく体育館に来ていた。
「どうしたの」
と聞くと、
「グランドがぐちゃぐちゃで急遽休みになった」
と中を覗いた。
「今日体育でさあ、雪合戦してたかのりと一緒にのぶちゃん先生に雪ぶつけた」
「まぢ?」
とんでもないことを…。
「いないのなら少し練習見ていこう」
「うん、いいよ」
と、返事をして後ろを振り返れば、
「小原~」
と、のぶちゃん先生が怖い顔して立っていた。
「げっ」
よくみれば、たかのりがすでに捕まっている。
「さっきはよくもぶつけたなあ」
「ひぇぇ」
しんいちは一目散に逃げ出した。
「まて小原っ」
のぶちゃん先生はたかのりを放り出し、しんいちを追いかけた。
「何であんなに怒ってんだよ」
たかのりを助け起こすと、
「かつお梅入れた」
と答えた。
「か、かつお梅~?」
かつお梅というのは、梅肉と鰹節を混ぜたやつで、これさえあればご飯はオッケーだ、というおかずだ。
「何で…」
「片山教授が賞味期限きれたからってくれたんだ」
「(◎o◎)」
そりゃ怒るわなあ~全身がかつお梅臭くなって…。
でも、もっと怒りそうな人、知ってるけど、黙ってよう…あ?
「あひぇ」
たかのりがいきなり素っ頓狂な声をあげた。
「てめぇ、食い物で遊んだな」
藤川先生がたかのりに蹴りを入れていた。
し~らないっと。
雪が降ったね、でも、
「何でとけるんだよっ」
と、寒くてやる気のない外の部活の人たちが叫んでいた。 お昼までにきれいに消えちゃったもんね。
陸上部のしんいちは、いつも大学のグランドで部活をしているからほとんど会うことはないけど、珍しく体育館に来ていた。
「どうしたの」
と聞くと、
「グランドがぐちゃぐちゃで急遽休みになった」
と中を覗いた。
「今日体育でさあ、雪合戦してたかのりと一緒にのぶちゃん先生に雪ぶつけた」
「まぢ?」
とんでもないことを…。
「いないのなら少し練習見ていこう」
「うん、いいよ」
と、返事をして後ろを振り返れば、
「小原~」
と、のぶちゃん先生が怖い顔して立っていた。
「げっ」
よくみれば、たかのりがすでに捕まっている。
「さっきはよくもぶつけたなあ」
「ひぇぇ」
しんいちは一目散に逃げ出した。
「まて小原っ」
のぶちゃん先生はたかのりを放り出し、しんいちを追いかけた。
「何であんなに怒ってんだよ」
たかのりを助け起こすと、
「かつお梅入れた」
と答えた。
「か、かつお梅~?」
かつお梅というのは、梅肉と鰹節を混ぜたやつで、これさえあればご飯はオッケーだ、というおかずだ。
「何で…」
「片山教授が賞味期限きれたからってくれたんだ」
「(◎o◎)」
そりゃ怒るわなあ~全身がかつお梅臭くなって…。
でも、もっと怒りそうな人、知ってるけど、黙ってよう…あ?
「あひぇ」
たかのりがいきなり素っ頓狂な声をあげた。
「てめぇ、食い物で遊んだな」
藤川先生がたかのりに蹴りを入れていた。
し~らないっと。