

本当なら今年も お元気で飲んでいたたけたらよかったのにと思うばかりですが 時の流れに逆らうわけにも行きません。
生年月日も父と一週間も違わないので あの世とやらで 飲めない父を前にして 酒を飲みながら、加越国境スキーツアーコースの思い出話でも されているのではと 思います。
昭和30年代今から思えば、3、40代の元気盛りの人たちが沢山 我が家に泊まりに来られました。
誰が始めたのか部屋の堺の板戸に名刺が次々と貼られて行きました。
その数 板戸一枚ですから 畳一畳分有りました。
何時か 勝部先生は 此処に貼られている名刺の人に逢いに行っても面会はさせてもらえない人たちばかりだよ、これは 凄い宝ものだよと 言っていただいた事がありました。
福井関係だけでも 写真家の八木源次郎氏。松岡の上杉喜寿先生。池田欣也元勝山市長など同年代の人が多く
楽しくやっておられるのではと思います。
もし 行って帰って来れる所なら 一度行かせて頂きたいものです。







その後 大野の喫茶店へ昼に電話でお願いをしておいた 手作りの御菓子をこれも一周忌のお供え用に
もらいに行きました。







今日一周忌の法事があつたので お参りさせて 頂きました。
昨年の4月に 97歳で 亡くなった 祖母の妹で 源野家で生まれた人でした。
福井空襲で家を丸焼けになり さらに福井大震災で又家が全壊。そして 空襲、震災の後片付けに飛び回っていた夫が過労で亡くなってしまった中、子供二人を育て上げた 気丈な人でした。
春に生まれた 春という名前だっただけに 今日の 法要は 桜に囲まれた とても 良い日和になりました。
国とかに補償を頼ったり 避難所生活をするでもなく 親戚や近所の人たちの助け合いで立ち直ったのはさすがだと 頭が下がります。






