東山いこいの森の仙人

福井県勝山市にあるキャンプ場「勝山市東山いこいの森」の日々の暮らしを発信します。

ひと声。

2016年05月07日 21時28分53秒 | 日記

今日も下界は霧に包まれて 見える時間がほとんどありませんでした。

こういう日でも、取立山に登る人は、かなりいます。

今日も、敦賀から来たという、家族連れが、管理棟に入ってきて

「こんにちは」とあいさつをして、「頂上の方はどうでしょうかね。」と

聞かれるので、「今日は、登ってもおそらく、白山も見えないし、

折角遠くからこられたのだから、大滝まで行って来られたら。」と

言いました。

又、名古屋から来られたという、お二人さんは、

「水芭蕉がきれいに咲いているので、ここで、昼ごはんを食べてもいでしょうか。」

と聞かれます。

取立山へ下見に来られたとかで、雨でも、登って来られた様子でした。

「ハナワサビ」が少し残っていたのでおつまみにでもと、

少し分けて差し上げました。

管理棟の中で仕事をしていると、向こうから声をかけてもらわないと

知らぬ間に、食べて、帰られても分かりません。

気がついたら、近くへ行って話かける様にしているのですが

昨日は、失敗してしまいました。

水芭蕉を見ながら、テントサイトに腰をかけて

おにぎりを食べている人がいたので、

近づくと、警戒した様子で、こちらを見るので

どちらから来られましたかと、聞くと、

「言わんといかんのか。」と帰って来ます。

「ここは、キャンプ場ですから、規則では、環境整備を100円頂く事になっています。」

というと、おにぎりやお茶を仕舞って、「わるかったな。」と

腹を立てて帰って行きました。

管理人として、相手に腹を立てさせてしまった事は、失格です。

もう少し、柔らかく、接して行かなければと思うのですが

張り紙もしてあるのに、と思う心が先に出てしまっている自分に反省です。

今日のもう一組も、「雨が降っているので、ここで、昼を食べさせて。」と

管理棟へ言って来られました。

どうぞ、と言って、色々話を聞くと、大阪の山登りの会で、

今度取立山に登るので、その下見に来られたとの事、

「それなら、ここに泊ってゆっくりされたら。」というと、南六呂師に予約をしてあるちとの事でした。

「中高年にもってこい手ごろな福井の山々」越前・若狭魅力の日帰り40山の

本を出して、色々説明すると、この本が欲しいと

言われるので、2000円で分けて上げました。

以前に10冊余分に買っておいのがこれで全部出て終いました。

それだけの人と、福井の山の話が出来た事にもなります。

 

 名古屋の人も、食事が終わって帰り際、毎年10月に、100人ぐらい

の人数で、山登りの計画をしているので、東山にも、泊ってみようかと

思うので、パンフレット下さい。と

言われました。

 一言、声掛け、挨拶からは、色々、道が開けて行く気がします。

福井県人は、こういう事が苦手な様ですが、

若い時、周りが知らない人ばかりの中で、生活した事が

今になって役だっている気がします。