ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

補助事業

2008年12月05日 | 観察
へー 変わった名前の補助事業、何でしょうね?

そう、熊の捕獲機でした。

津南の球根養成圃場に行くと、スイートコーンの畑を大量に荒らしまわった跡に出くわすことがある。
昼間は出てこないので大丈夫なのだが、夜は大きな音の出る装置を仕掛けて置いたりするそうだがあまり効果は無いらしい。
さすがにユリは食わないようだが、踏みつけて通過することは良くあるそうだ。

今年はこの捕獲機で何頭も御用にできたそうだ。

津南の球根農家との付き合いはもう25年以上も前からで長い。
何度かは熊汁を ごっつぉ になったものだが、今は山奥に放してこなくてはならないきまりだそうだ。
もともと熊の住処を開墾して畑にしたのだから仕方が無いこと、、、だそうだ。
でもすぐに舞い戻ってくるそうで、、もともと彼(彼女)らの土地だからね。

土砂降りの中、この前積み残した球根を取りに行って来た。

三坂峠付近には立派ななだれ防止用のコンクリート壁ができていた。
この近くは中越地震で道路が陥没して車があわや埋まりそうになったところだ。
つまり付近の山も地盤が相当緩んでいるはずだ。
最近のなだれは 「土砂なだれ」 と言って山ごと抜けてくるものが多い。
山の雑木が大きくなりすぎて大量の雪を抱いてしまうことが原因なのだが、そこの地盤が緩んでしまったものだから被害は大きくなるばかりだ。

補助金とか公共事業とかはマスコミからは無駄遣いの金食い虫のように揶揄されることが多いが、田舎でまともに生きていくには金掛かるのですよ。

コメント (2)
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