ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

もらいもの

2008年12月30日 | 家族

正月用にと神奈川県の花農家が贈ってくれた花。
ソルボンヌとリアルトのほかに、梅、蝋梅、木瓜。
紅白のユリと赤白黄色だ。おめでたい。
リアルトはほとんど球根が腐敗していて生き残った数本のものを贈っていただいた。
1本づつ飾って後はおすそ分けした。
ユリは顔が大きいので1本あれば十分だ。

奥方にやっとスキー場からお呼びがかかって、冬のバイトが始まった。
今日から主夫業ってことで、まずは得意のうどんから。

均一に水を入れながらそぼろ状にかき回します。

普通の中力粉は粉に対して45%の塩湯で作るのだがこの粉は群馬からいただいた地粉だ。
50%強でないと硬くてこねられない。


力いっぱいよくこねた後は厚手のナイロン袋に入れて踏みつけて一定温度の中で寝かせます。


市販の漂白された粉と違って麦粉独特の香りがします。
うどんになってからもこの香りは強くて、普通のうどんとはまた違った風味があるのです。

駒板は苦手なので適当に打ちます。

群馬の地粉は香川県に多くが移出されて 「讃岐うどん」 になっているそうですが、製粉の仕方が違うのか漂白で変わるのか、讃岐うどんの「つるつるしこしこ」とはまったく違う 「歯ごたえ」 といってもいいほどのコシと麦の香りがします。

長めにゆでて黒っぽいうどんの出来上がり。
ほんとは冷のほうがうまいのだが冬なので、おかずをかねて具沢山の 「あったか肉うどん」 でいただきました。

高崎大類あたりは大変な麦の産地なのです。
ここから夏には敷き藁用の「麦わら」を、仲間の分も含めてなんと大型トレックに5台分買いました。
夏も冬も県外の農家とは縁が切れません。
お返しに、魚沼産コガネモチで作った 「もち」 を送りました。
コメント (2)
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