ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

ポッキン病

2009年07月19日 | 観察

朝、後光の指す山。
魚沼にもピラミットがあったのか?
権現堂の奥の山、名前はわからないがなんとなく絵になる山だ。

天気予報は嵐、駒ケ岳も嵐が来そうな色をしていたがとりあえず晴れていたので朝から防除。
その後採花。日曜日でみんなは休みにしたが花は休んでくれない。

秋植えのカサブランカに多発しているポッキン病。
茶色くなった茎がポッキンと折れるので、誰とはなしにポッキン病と呼ばれるようになった。
昔は無かった病気だと思う。

折ってみると茎の中から腐れが進行している。
内側から進む病気は防除では止まらないような気がする。
球根が原因なのか、畑が原因なのかわからないから怖い。


いくら蕾が膨らんでいたとしても、これを出荷すれば間違いなく信用を落とす。
いくらかでも茎が茶色に変色していたら要注意だ。


出荷の合間を縫って、ヒカラビ君たちの試合の応援に行った。
今日は市民テニス大会。

皆より1年先にテニスを始めたシンとヒカラビのコンビにはアドバンテージがあった。
フロントでのっぽのシンが鋭く打ち下ろす。
バックでちびのヒカラビがネットすれすれに低いレシーブを返す。
二人のコンビは絶妙だ。

予選ブロック、小出の2年生を3-1で下す。
つづいて堀之内の2年生を3-0。
小出の1年生をほとんど点を与えずに3-0で。
なんなく予選ブロックを通過した。


予選ブロックの中でひときわ目立ったコンビがいた。
小出の2年生のSとIの組。
構え方、声の掛け合い方、一点取るごとのハイタッチ。
どれをとっても際立って試合モードなのだ。
そして強い。

こいつらには、きっとかなわないんだろうなーと、つい思ってしまった。

決勝トーナメントに残ったのは1年生ではシンとヒカラビチームだけ。
ほかは全部小出の2年生だ。
準決勝4-3で何とか勝利。
決勝はやっぱりSとIの組。
結果は4-1で負け。それでも準優勝だ。

あのコンビから1セットだけでも取ったからよしとしなければいけないほど実力の差はあったと思う。

「魚沼で2位だぜ」と天狗になってはいるが、郡市大会に行けば小千谷の1年生には無敵の国松兄弟がいる。
天狗の鼻も「ポッキン」と折れてしまうのだ。
ウインブルドンへの道はまだまだ遠い。

夜は祝勝会、兼 順延になっていた結婚記念日でプルミエへ。
こんな田舎にしゃれたレストランがあるってのも面白いね。
しかも、結構はやっていたし。
コメント (5)
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