今年のミゾホウズキはいつになく黄色が濃い。
道路の脇の雑草だが生えている場所は日当たりの悪い木の陰に限られている。
昨日は雨の予報だったが「水くれすれば降るだろう」とバカにしてウルイにまでスプリンクラーを設置してたっぷり潅水した。
ウルイも湿地の植物、今年の雨無しの天気には閉口している。
夕方は芍薬の圃場巡回。6月の収入源として芍薬生産は農家数も面積も拡大している。
これから本番を迎えるところなので雨祀りを兼ねて気勢を上げることも目的だ。
芍薬は日当たりのよい肥沃な土地を好む。山喜農園の展示圃場は決して肥沃な土質には見えないが、株の大きさも樹勢もすこぶる良い。
きっと相当多肥栽培なのだろう。ここでよく育っているからと言ってうのみにできない品種もある。
芍薬の切り花はどちらかと言うと使いづらい形の畑に植えることが多い。でも、肥培管理次第ではこんな大株になると言う見本でもある。
もつ焼きの雨乞いがきいたのか夜にはたっぷりの雨が降った。これで芍薬もドバァッと切れるかも。