かつて無い気象災害連続の年ではあるが、今まで考えられなかったこと、、、、
今年は芋が採れなかった、、、、、大好きな安納芋は数個しかなってない、、、、ショック。
今年の販売はシルクスイートのみになります。しかも大きいのは少ない。
うちのハウスはすべて34mで統一されている。
余った畑の有効活用として芋畑はあるのだ。
今年の芋畑は一番高い位置、よく乾くサラサラの土で最高の条件だった。
ユリ植えと同時進行で芋植え。薦められたグリーンマルチ、地温は上るけど草ははえない。
去年はサンプルにもらったブラウンマルチ。これも地温が我上って草が生えないタイプ。
でも去年は雨続きで結果はよくわからなかった。
その前までは黒マルチだった。地温を下げて草も生えない。
黒マルチ時代はこんなに安納芋が豊作だった。
今年の猛暑でまず安納芋が枯れだした。苗が悪かったのだと思っていた。
しかし、、、、よく考えてみると今年の猛暑は7月7日から8月6日までの1か月間雨が降らずの30~35度の日が続いた。
昔は30度を超す日はそんなには無かった。今は毎年こんな暑さがやってくる。魚沼は昔とは違う気象なのだ。
安納芋は種子島の安納地区に渡来した芋。暑さには強いはずだと思っていた、、、、
以前、沖永良部島の陽に焼けた友達が来たとき、「 夏は30~32度がてっぺん。35度なんてあまりない 」 と、、、、
そうか、魚沼は鹿児島県より暑いんだ。
我が芋の師匠は毎年透明マルチ。今年は思った収量ではなかったようだ。
https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47/e/edf62bcb5887a35ca7f62a11c134a885
これからは黒マルチ。昔に帰ることが良いようだ。
昨日はウルイの圃場巡回、生育調査。
全組合員の圃場を手分けして回って生育状態の確認。
うちのウルイ畑は5段階評価で4点。上位から3番目との評価。
ちなみに調査始めて以来ずっと4点を通している。この安定度は組合内では最高の成績だと褒められた。
今年の猛暑でほとんど枯れあがった畑は秋になって新芽が吹いて青々した畑になっている。
でもそれは冬に収穫する芽が今吹いているので収穫時の収量はあまり期待できないとのこと。
出来のいい人の畑は夏の葉がしっかり残っている。聞いてみるとウルイには処女地だったとか。
ウルイは掘り取り時の土落ちが大問題。条件を加味するとどうしても連作気味になってしまうのだ。
気象判断と輪作体系。昔からのことを今突きつけられている、、、、