ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

たまには、、、

2013年11月18日 | 家族

 雨、、、それにしても良く雨の降る年だだなぁ、、、晴れの日が続く  ってことが無い。

たまにはご親族向けにヒカラビ君ニュースを。

なんでもそこそこ器用にこなして、そこそこで満足してしまうヒカラビ君なのだが、、、

高校で何をやるのかと思ったら、おおよそ彼らしくない剣道部に入った。

理由は 「 部員が少なくてレギュラーになれそう 」 、、それはまあそれなりに意義ある理由だし、この町からの仲間が全員同じ理由で剣道部に入ったところも、まあうなずけるところだ。

武道家にはまったく不向きな性格かと思いきや、始めて見たらはまったらしく、いくら風邪ひいてフラフラしていても試合にはどうしても行くという根性を見せていた。

昇段試験も難なくこなし、団体戦では先鋒を任されている。

先日の、新潟では最も権威ある大会にはたった2人の個人戦の選手にも選ばれたと言うので、用事の合間にちょっとだけお忍びで観戦。

見てみると、、、面白い、興奮します。

結果は、スピーディーな足さばきで終始攻めて攻めて勝てそうな気はしたのだが、、、やはりキャリアの差なのか中盤に面を入れられて、そのまま時間切れ。

上段者相手に思ったよりもいい動きをしていたので、こりゃぁ面白いわけだと、、、

団体戦は見れなかったが、強豪校相手だったのでやっぱり勝てなかったそうだ。

戦うことは負けること。

負けて、負けて、負けて、、、その中から勝てる力をつけていく。

負けを知らないやつはいないし、強くもなれない。

 

我々が学生の頃は、リーゼントにボンタンのツッパリが学校にも街中にもあふれていて、戦いはしなかったが常に戦いの雰囲気は漂っていた。

その中で選んだ道は、 近づかないこと、  逃げるが勝ちは、充分に勝ちなのだ。他に楽しいことは山ほどあった。

社会に出てしまえば常に戦いの連続で、そのほとんどが負け戦。しかも、負けてなお我慢の連続だ。

戦いを知らずして社会に出た者は些細な負けでふさぎ込んだり引きこもったり、、、

負けを知ることは己を磨くことなのだ。

そういう自分は口先の勝負だけなので大きなことは言えないが、、、、

前は 「 見に来るな 」 と言っていたのだが、最近はそうも言わなくなったので、そこそこ自信も付いてきたのだろう。

今度は勝てそうな試合も見に行ってみよう。その時は祝杯を。

 

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