放射冷却で湧き上がった霧は町へ降りていく。
村は標高220m位の台地に広がる。
裏山は小高い丘で標高340m。
「応神様」と言うありがたい名前が付いていて、山頂には昔お宮があったそうだ。
数年前に石宮を建立してお祭りをした。
頂上のパノラマはすばらしく、守門岳、権現堂、魚沼三山、妙高山、柏崎の黒姫山、米山まで見わたせる。
沢を挟んで増沢の山は「神武天皇」と言う、これまたありがたい名前が付いている。
なぜこんな山奥に古代の天皇の名が付いた山があるのか?
爺さんに聞くと、 「ほら吹きの先祖が適当につけたんだろ」
ちったぁいわれがあったほうが神秘的なのだが。
頂上には「峰っ張り」と呼ばれる雑木があるが、こう見えても樹齢何百年か経っているだろう。
ヒカラビ君が正式な「山彦への声かけ」を教えてくれた。
http://picasaweb.google.co.jp/hikarabidouga/2008_03_22/photo#5180515316156218258
腰に手を添えて、声を山にぶつけるように発するのだそうだ。 ほおって置こう。
峰伝いに行けば標高400mほどの「狗神様」がある。
魚野地の集落の人たちが祀っている。
バックに見えるのは魚沼三山。
昔は桑畑があって、峰伝いにとりに行ったそうだ。
ここまで登ると新潟平野や弥彦山まで見える。
つまり天気がよければ海や佐渡も見える理屈だ。
もっと天気がよければシベリヤも見えるだろう(うそ)
「ひなぎそ」と呼んだ沢は、正式には「舟木沢」と地図に書いてある。
うっすらと妙高山が見える。
この沢を下っていくと、あの 「すず妻」 が住んでいる。
ヒカラビ君命名
崇拝 ザリガニダンス
目 黄門様
ここでも楢枯れが深刻だ。
小さな木もたくさん枯れている。
今朝のしんばいはあまり硬くなくて長居は無用。
杉林の中は猫しんばいでした。
最後にしょうもない動画を。ちゃめぇ仕事のお遊びでした。
http://picasaweb.google.co.jp/hikarabidouga/2008_03_22/photo#5180516076365429666
この前はのぞきみさんだったのでは?
狗神様は辰蔵爺さんと独活を採りに行った記憶が有ります。王神様から見た向こう側のガンクラにいい独活が出るとニナワでぶら下がって採るようでした。見た記憶は有りませんが、桑畑は覚えています。採りに行ったことはありませんが。狗神様は魚野地からは前沢ですか?
今年の王神様はヒカラビ君の山彦をやって見ましょう
ヒカラビ君命名の数々には感心したり大いに笑ったし、山彦の作法も覚えておきましょう(大きな声がもう出なくなったけど)。
みねっぱりの名前が面白かったので辞書を引いてみました。ミネバリ。別名オノオレ、オノオレカンバ。
カバノキ科の落葉灌木で寒地に生える。材は固く(オノオレの名の由来)、建築、細工、また良質の炭になる、そうです。
朝から賢くなったけど、あとは実物を見たいものです。図鑑でよく覚えて、その機会に備えます。
ちゃめぇ仕事のお遊びの動画見ました。
こんなに長い距離、ソリで滑れるなんていいなぁ。
羨ましいです。
今日は、午前中ヒマ人の四男「ゆき」のお相手をしに、ヒカラビ君が遊びにくるようです。
〝 ままなく〟の魚沼弁、分かっていただけましたか。
俺たちは、ソリのプロとしてアドバイスをする!!
まず、長靴をそりの中にしまい、体育座り状態になるんだ!!
次に、コントロールは、足ではなく、手を使うんだ!!
それから、俺たちもつれていって!!(笑”
以上!!うまく滑る術を伝授!!
陽が当たらないもんだからゼンマイの出も悪いようです。
狗神様は参道が整備されているはずです。
ここへの道はそんなにきつい坂ではないです。ぜひ登ってみてください。小さな石宮があります。
この雑木林、じつは11月には霜茸がたくさん出ます。
このごろ手も足も口もままなきます。