ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

キルパー

2007年10月04日 | 発信
今日も日中は秋晴れで、花は出荷チームに任せて、ベテランを増員して畑の薫蒸消毒をした。
切り終わった畑の残渣処理、殺草、殺菌と必ず毎年行う作業だ。

土壌消毒の歴史は古く、とんとん昔はクロールピクリン、臭化メチル、ガスタードと薬剤は変わってきた。
刺激の強いクロールピクリンは使われなくなり、臭化メチルはオゾン層破壊の原因として使用が禁止になり、今はキルパーかNCS。
硫黄を原材料とした「薬物」でも「劇物」でもない「普通物」に変わった。

除草効果などは昔の薬剤ほど強くは無いものの、同時マルチによる機械化でかえって手軽に行える土壌消毒となった。

長年使っている畑は、上質の堆肥の継続的投入と土壌消毒によってその能力をやっと維持していると言っていいだろう。


今日はこの人http://homepage2.nifty.com/uonuma/etsuko/
が遊びに来てくれた。
5人の子の母にしてはスリムな体型を維持していてとてもチャーミングな人でした。
実はずいぶん昔、父が青年花き研究会のころ、新幹線もまだ無いころの小出駅で、当時の「特急とき」の乗客に花束をプレゼントするイベントがありまして、会員がそれぞれガールフレンド(古い言い方)をつれてきて、「ほりのうちの花」と入ったそろいのエプロンを着せて産地アピールをしたことがありました。
その時誰かが連れてきた人だったのです。
とてもかわいい人だったことを覚えています。(今もかわいいが)

もしあの時一目ぼれして口説いていれば今頃はこの人http://blog.livedoor.jp/akira_odaira/
の様になっていたかも知れない。

ないか。
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2 コメント

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Unknown (スベルベ)
2007-10-06 05:59:57
土壌消毒ってそんな風になってんだ。知らなくて、あんなの目の敵にしていたよ。昨年はさつま芋を立ち枯れ病で二、三百本枯らしてしまった。切なくて、EM菌を何回も繰り返し、散布した。そのためかなー、さつま芋は豊作だよ。誰か代理でも良いから、こちらへどうぞ。美味しいさつま芋を進呈するよ。
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Unknown (ヒカラビの父)
2007-10-07 22:13:02
昔の薬剤と違って、今はいかに土を荒らさずに残渣物を土に返すかが目的になっています。
土をリフレッシュするみたいなものです。
サツマイモやこんにゃくの産地も毎年行っているようです。
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