ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

長すぎた8月

2024年09月01日 | 発信
こんなに長く感じた夏があっただろうか?
やっと長い8月が終わった。
台風に居座られた地方の方々もきっと長く感じたことでしょう。
お見舞い申し上げます。
でもこれから北上するらしいので、、、「災害」=「明日は我が身」かも。


春が遅かったわけではないがユリの始まったのが7月に入ってからだった、これは異例の遅さだった。
品質も価格も悪く無く順調な7月。
8月に入ってからは少し前進気味だったので、お盆需要には思った以上の荷が送れた。
価格も良かったので結果のよい8月だったと言える。


ただ、この夏は高温多湿で生理障害出まくりで、共選率はかなり落ちた。
つまり出荷に思う以上の手間がかかっていたということ。
その積み重ねは仕事の遅れとなって、徐々に体にも積み重なって行ってるのがよく分かるようになった。
生産量が多くなっている訳でもなく、人員が減ったわけでもない。
それでも仕事がこなせなくなっているのは、、、、


「明日は我が身」と知ってはいた年齢による衰え。誰もが通る道。
体力、知力はカバーできる方法がある。気力は元々いい加減なものだ。
問題は、注意力やとっさの判断力。


球根植え付けはすべて終了し、仕事は秋仕事。
9月植込みのウルイの準備に入ってます。
毎年やっているライムソワーでの肥料撒き。
「上手の手から水が漏る」、、、このレバーとロールバーに手を挟んでしまいました( ;∀;)
普段は上限設定をして上まで上がらないように調整しておくものを、慣れによるものか、、、、いわゆる「うっかりミス」。


うわさが大げさに広まっているようなので正確に書きますが、指は全部付いています、骨折もしていません。
小指の腹の皮と少しの骨と肉が削れ飛びました。
薬指の背側が骨が見えるくらいまで裂けました。
手の甲の皮が直径5センチ位剝けました。


小指は若干短くなりましたが掌の皮を指の腹のように作って移植、縫い合わせてもらいました。
薬指は縫合。手の甲は絆創膏だけ。

手の専門医の手術のおかげでこの程度で済みました。
これからも、すべてのことを「明日は我が身」と思って注意していきます。
ご心配をおかけしました。 さあ9月だ。

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