ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

ヒカラビ君の誕生日に

2008年03月05日 | 家族
真夜中に陣痛が始まって、痛がる奥方を車に乗せて病院へ。
待機の部屋で腹をなでながら陣痛の時間を計った。
1~2分の短い痛みが5分おきくらいに襲ってくる。
約1時間、16回の痛みを見送った。
17回目に強い陣痛が来て分娩室へ。

助産婦さんが妊婦を安心させるようにとラジオをつけっぱなしにしていた。
名前を二つ用意して悩んでいたが、生まれたときに決めようと思っていた。

その時、とても とても とても 好きな この歌が流れていた。

出産の間中、手を握って肩をなでた。
いっしょに息を止めていっしょに汗をかいた。
少しずつ見えてくるわが子と母親に「がんばれ」とエールを送る。

産声を上げたときは思わず体中から力が抜け、涙が出た。
生まれてくれてありがとう。生んでくれてありがとう。
これが生きている証と感動したものでした。

医師による後処理の間中、頭の中でさっきラジオから聞こえた歌を反芻していた。

産室に響いたこの歌から名前を決めました。  これ ほんとの話。
今でもこの長い曲を聴くとあの日がよみがえります。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界ラン展 | トップ | 世界ラン展 2 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良い歌ですねー。 (みかんちゃん)
2008-03-06 09:54:48
歌手の名前も曲も初めてです。でも、心にしみる歌ですね。
ヒカラビ君、お誕生日おめでとうございます。
卒業ですね。勘違いして、下の子と同じと思っていました。お産の時はしっかり父の役割されていたのですね。
産科医の不足で、夜間や休日の受け入れを断る所も出てきているようで、子供をいつでも安心して、産める状況をつくらないで、少子化対策もあったものでないと思うのですが?
小出病院も産科医の補充がなければ、数年後には、産科が閉鎖なんてことになってしまいますね。
私が20代の頃、医者が余る時代が来るなんてことを言ってたこともありましたが、私は??でした。
国が医師の養成を抑えたために、医師不足になってしまいました。
返信する
みかんちゃんへ (ヒカラビの父)
2008-03-06 22:36:28
お産に立ち会うことには賛否両論あるようですが、自分は良かったと思っています。
母になるのは大変なんですね。
ヒカラビ君は今度6年生です。
お姉ちゃんは卒業。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

家族」カテゴリの最新記事