今年のミゾホウズキはいつになく黄色が濃い。
道路の脇の雑草だが生えている場所は日当たりの悪い木の陰に限られている。
昨日は雨の予報だったが「水くれすれば降るだろう」とバカにしてウルイにまでスプリンクラーを設置してたっぷり潅水した。
ウルイも湿地の植物、今年の雨無しの天気には閉口している。
夕方は芍薬の圃場巡回。6月の収入源として芍薬生産は農家数も面積も拡大している。
これから本番を迎えるところなので雨祀りを兼ねて気勢を上げることも目的だ。
芍薬は日当たりのよい肥沃な土地を好む。山喜農園の展示圃場は決して肥沃な土質には見えないが、株の大きさも樹勢もすこぶる良い。
きっと相当多肥栽培なのだろう。ここでよく育っているからと言ってうのみにできない品種もある。
芍薬の切り花はどちらかと言うと使いづらい形の畑に植えることが多い。でも、肥培管理次第ではこんな大株になると言う見本でもある。
もつ焼きの雨乞いがきいたのか夜にはたっぷりの雨が降った。これで芍薬もドバァッと切れるかも。
今日からドリーン、マキシマと2品種の芍薬がまとまった量切れだした。
どたばたと作業場を片付けて出荷場仕様に。 女たちの仕事場復活。
みんながこの日を待っていたようにうれしげに束を作る。
ゆりもつぼみが出そろって格好になってきた。
ミエレッシモ、サイズがまちまちなので2輪から5輪。けっこう丈が伸びてびっくり。
アマロッシががっちりした格好になってきた。ボリューム出そう。
テーブルダンス、これもボリューム出そう。
マカレーゼ、直売所サイズ?
トマト、??
スティックセニョール、子供の弁当用にと植えてみたのだが、、、、ブロッコリーの方が良かったかも。
出荷が始まると、わくわくしたり、期待したり、、、、
気合は入るが別に力んでいるわけではなくて、、、、
この時期を迎えるための長い冬だったんだと思う。
やっぱり自分は花作りだったんだと今更ながらに納得して、落ち着いて繁忙期に向かいます。
落ち着いた大人の吉田拓郎を。