1999 源頼朝の死1200 梶原景時が滅ぼされる1203 阿野全成が誅殺される1203 比企能員が滅ぼされる1203 源頼家が幽閉される(翌年死亡)1205 畠山重忠が滅ぼされる1205 北条時政が幽閉される1213 和田合戦(和田義盛が滅ぼされる)1219 源実朝が暗殺される
Roland Hanna(p)
George Mraz(b)
1 Feelings
2 The Way We Were
3 Send In The Clowns
4 Little Girl Blue
5 Sometimes I’m Happy
6 Summertime
7 Sposin'
8 My Foolish Heart
9 On A Clear Day You Can See Forever
ここ亀山から、緑の真珠を眺め未来を想像してください。悪天候の時もあるでしょう。残念に思われるかもしれませんが、それも時には必要な自然の力なのだと思います。次に見える景色は、虹がかかるかもしれません。雲ひとつない青空かもしれません。どれもこれも一度しか見れない景色です。当たり前の日常が当たり前ではない日常であること。今見えているもの、感じているもの、この瞬間が奇跡であること。この景色を眺め、大切な時間をお過ごしください。どうか、あなたの人生に、たくさんの優しい光が差し込みますように。
●今日の一枚 372●
Joe Henderson
Lush Life
いやあ、これはいい。最近手に入れたばかりの、ジョー・ヘンダーソン晩年の一枚、『ラッシュ・ライフ』だ。1991年の録音。デューク・エリントンの片腕だった作編曲家、ビリー・ストレイホーンの作品集である。
情感豊かなテナーだ。全編を漂う、静寂な雰囲気が好きだ。もごもごと口ごもっているようでいながら、伝えるべき正確な言葉をさがしている。しかし、そのうち自分の本当に伝えたかったことや、伝えるべき言葉を探し当て、ちょっと恥ずかしながらもきっぱりとした口調で語りはじめる。その言葉を探し求める過程がひとつの作品になっている。このアルバムのジョーヘンの演奏には何となくそんなことを感じる。
ジョーヘンの演奏を聴きながら、プレゼンテーション能力の名のもとに、内容が浅薄な、他者をおしのけるためだけの、声が大きい主張が評価されつつある教育現場や社会のことを考え込んでしまった。
●今日の一枚 369●
Joe Henderson
The State Of The Tennor
Live At The Village Vanguard vol.1
以前探していたアルバムを手に入れた。1985年録音の『ヴィレッジ・ヴァンガードのジョー・ヘンダーソン』である。ほぼリアルタイムで聴いた『ダブル・レインボー』(1994年録音)でジョーヘンに興味をもち、ジャズ本か何かで代表作として紹介されていたこのアルバムを探していたのだが、CDとしてはまだ発売されていなかったのだ。その後数年間、思い出すたびに調べてみたりしたのだがやはり発売されておらず、そのうち忘れてしまっていた。十数年ぶりに思いだし、たまたま発売されていたCDを購入したのはほんの数日前のことだ。
いいなあ・・・。音色がいい。深みのある音だ。深みはあるけれど暗くない音。何かを探究するような求道的なフレーズだが、変に深刻ではない。何より、知的で汗臭くないのがいい。それにしても、ロン・カーターという人は、こういう不思議な感じのベースも弾けるのですね。
ところで、後藤雅洋氏は『新ジャズの名演・名盤』(講談社現代新書)の中で、
知らぬ間に大物になっているミュージシャンというのがいる
とジョー・ヘンダーソンの紹介を書きおこし、現在のジョーヘンを「大物」のひとりと認めながらも、
僕らのように1960年代からジャズを聴いている者にとって、ジョーヘンは、言っちゃ悪いがその他大勢のひとりであった
と記している。確かに、またまた手元にある本だが、1986年に出版された油井正一『ジャズ・ベスト・レコード・コレクション』(新潮文庫)で紹介された597作品の中に、ジョーヘンのリーダー作は一枚も取り上げられていない。また、これまたたまたま手元にある、1993年出版の寺島靖国『辛口!JAZZ名盤1001』(講談社+α文庫)で紹介された1001作品に中にもジョーヘンのリーダー作は一枚もない。さらに、1983年刊の『ジャズの事典』(冬樹社)も手元にあるのだが、ここでもジョーヘンはまったく取り上げられていない。