◎今日の一枚 521◎
退屈である。昨日から仙台の病院に入院しているのだ。検査入院だが、数日後に検査のための開腹手術をしなければならない。ちょっと、気が重い。病室でできることといえば、読書と音楽を聴くことぐらいだ。柄にもなくスマホをいじったりもしている。
土門秀明
Live In Tube
退屈である。昨日から仙台の病院に入院しているのだ。検査入院だが、数日後に検査のための開腹手術をしなければならない。ちょっと、気が重い。病室でできることといえば、読書と音楽を聴くことぐらいだ。柄にもなくスマホをいじったりもしている。
時間はたっぷりあるが、なかなか読書には集中できないようだ。音楽はApple musicで聴いている。朝から聴いているのは、土門秀明という人のエレガットのソロ作品だ。2012年作品の、『Live In Tube』、なかなか味のあるギターだ。入院中の耳に優しいサウンドである。土門秀明という人は、元バブルガムブラザーズのギタリストで、ロンドンの地下鉄構内で演奏することを公認されたバスカーという称号をもつ人のようだ。
We Are All Alone、Here,There,AndEverywhere、Desperado、私もソロで弾いたことのある曲がいくつか収録されている。当然のことながら、私とは表現力が違う。
最近、古いダイナミックギターで弾くことが多かったが、退院したらエレガットを買って、もう少し練習してみようか、などと考えたりする。退院後の多少の希望がなければ、入院は辛いものだ。
「Live in Tube2」や、拙著「完全版CD付 地下鉄のギタリスト」も出ておりますので、機会がありましたらお試しください。
土門秀明
退院して半年、今でもどきどき、聴かせていただいております。