WATERCOLORS ~非哲学的断章~

ジャズ・ロック・時評・追憶

IgA腎症と私⑮

2022年04月12日 | IgA腎症と私
扁桃摘出7か月目の私
 昨日は通院日だった。およそ扁桃摘出7か月目になる。
 eGFRは41.66、クレアチニン1.40、タンパクは-、尿潜血は1+、赤血球1/スウだった。担当医の話では、検査結果は前回とほとんど変わらないが赤血球がほとんどでていないので、腎炎はほとんど治っていると考えられるということで、何もなければ、腎機能が下がることはないだろうとのことだった。腎機能が今後向上するかどうかはわからないが、現在の腎臓の力はこの程度なのかもしれず、このまま横ばいかもしれないといわれた。ここ数か月eGFRの値は横ばいなので、このあたりで現状維持をめざすということになるのかもしれない。
 服薬するステロイド(ブレトニン錠5mg)は、隔日1錠となった。また、最近血圧が高いことを伝えると、イルベサルタン錠(100mg)が朝夕2回の服用となった。他に、フェブリック錠(10mg)、オメプラゾール(10mg)は、これまで通り一日1回、ボナロン経口ゼリー(35mg)もこれまで通り毎週火曜日服用である。
 次回の通院は6月中旬、それ以降はステロイドの服用はなくなるとのことだった。

梅も咲き、白鳥も飛び立った

2022年04月02日 | 今日の一枚(C-D)
◎今日の一枚 575◎
Charlie Haden & Jim Hall
 
 今年は、庭の梅の花がなかなか咲かなかったが(→こちら)、私の住む街にもやっと春の足音が聞こえはじめたようだ。数個のみだが、庭の梅の花も咲きはじめた。つぼみももう少しで咲きそうな気配だ。冬にはたくさんの白鳥が見られた近くの菖蒲沢池も、今朝行ったところもう白鳥は一羽もおらず、数羽の鴨が泳いでいるのみだった。未だ風は冷たいが、日差しは柔らかになってきている。
 最後の一年が始まる。この一年で定年退職だ。自分が定年退職だなんて信じられない。気力が充実していれば再任用制度を利用するかもしれないが、最後の一年は丁寧にしっかりやろうと思う。
 今日の一枚は、『チャーリー・ヘイデン&ジム・ホール 』である。1990年のモントリオール・ジャズ・フェスティヴァル でのライブ録音盤である。
 考えてみれば、2人ともデュオの名手である。チャーリー・ヘイデンは、キース・ジャレットやハンク・ジョーンズ、パット・メセニーなどと、 ジム・ホールはビル・エヴァンスをはじめ、ロン・カーター、パット・メセニー などと名盤として名高い作品を残している。悪い作品であるわけがない。ベースとギターのデュオということで、低域から中域がサウンドスペースを占め、安定した柔らかく優しいトーンになっている。
 窓から見える青い空と春の訪れを感じさせる風景を見ながら、この作品を聴いている。心が穏やかになってくるのがわかる。