◎今日の一枚 499◎
Charles Mingus
Mingus Ah Um
ずっと、「ムケート・ケニア」だと思ったら、「ヌチェート・ケニア」だった。webは便利だ。アニメ『アタックNo.1』に登場するケニアのマヌンバ選手の言葉である。子どもの頃見たのに、妙に脳に残っている。
「ヌチェート・ケニア」は、私の祖国ケニアという意味らしい。独立したばかりの貧しい国ゆえに、補欠なしの6人で戦わねばならない状況の中で、主将のマヌンバ選手が負傷する。一人でも負傷退場すれば試合を棄権しなければならない。主将のマヌンバ選手はコートに立ち続け、「ヌチェート・ケニア」と叫びながらプレーするのである。マヌンバ選手の思いに他の選手も奮い立ち、全員がレシーブの度に「ヌチェート・ケニア」と叫びながらプレーするのである。感動である。
思えば、子どもの頃の私が、第三世界というものに触れたのはこれが最初だったかもしれない。1957年にエンクルマの率いるガーナが、ブラック・アフリカで最初の独立国となるが、1960年には一挙に17か国が独立を果たし「アフリカの年」といわれた。1960年代を通してアフリカ諸国の独立は加速していく。ケニアの独立は1963年である。『アタックNo.1』が「週刊マーガレット」で連載されたのは、1968年~1970年であり、テレビアニメの放映は1969年~1971年である。世界情勢を反映していたといえるだろう。テレビアニメが世界認識のきっかけとなったことも多かったのだ、と改めて思う。
ところで、ソ連のエースも、シェレーミナだと思っていたら、シェレーニナだったようだ。やはり、webは便利だ。
今日の一枚は、チャールズ・ミンガスの1959年録音作品、『ミンガス・アー・アム』である。ジャケットが、デイヴ・ブルーベックの『タイム・アウト』と似ていて間違いやすいと思っていたら、同じデザイナーによるものだった。ミンガスはなぜだか私のアンテナに引っかからなかったようで、所有するレコード・CDは少ない。名曲「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」が収録されたこのCDを購入したのも1年程前のことだ。
ベース奏者、作曲、編曲、バンド・リーターと、やはりミンガスという人は才能のあった人なのだと改めて思う。若い頃、『直立猿人』を聴いて、ミンガスって小難しい奴なのかなと思っていたのだが、このアルバムはたいへん聴きやすい。サウンドが安定しており、まったく聴き飽きしない。全編がとてもスムーズに進行し、音量を上げても下げてもそれぞれに楽しめる。ハーモニーの感覚がすごく好きだ。
リアルタイムで、見ていた世代です♪
わたしは、ロバートケニアだと思ってました。
それは、当時の私にとっては、すごい、インパクトでした!
何か、自分に苦しい事が、あると呟いていました。
幼いながらも、幼い故にアニメの影響は凄くて、強く、心に残っていたのだと思います。
ずっと頭に残ってて、魔法の呪文のようでした。
ふと思い出して、詮索しました。
あれは、どう言う意味のフレーズだったのかなぁーと。
なかなか、調べる術もなく、突然思い出して、突然解決して、ありがたかったー⤴︎✌️
感謝です♪
ありがとう〜〜⤴︎⤴︎m(__)m