三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

本日の夕飯 「筍ご飯」

2006-04-16 | 料理
 久々の更新。というのは先月から1ヶ月近く風邪を引いていたのでほとんど毎日手抜きご飯。納豆や干物や味噌汁、それかデパ地下惣菜ばかり食べていた。やはり体調悪いときはいまいちやる気がしない・・・。ようやく具合がよくなって来たので、いつもとは違うものを食べようということで、なんばの高島屋の地下で食材を物色。
 あいかわらず「たらの芽」の天ぷらなんていいなあと思うが、天ぷらは不得手なので却下。そういえば関西では「たらの芽」は何ていうのだろう?実家の方では年配の人は「たろっぺ」と言ってたなあ。

 更に物色を続けると、美味しそうな「筍」を発見。

 「姫皮」(内側の柔らかい皮。丸ごと買えるこの時期だけの逸品。)のポン酢和えが好きなので、買い物かごに放り込む。このように書くと毎年「筍」を調理しているように思われるかもしれないが、実は今回が初めて。まあ、ネットで処理方法を検索すれば済むので心配することは無い。あとは「ブリカマ」(天然もの)と「せり」を調達。

筍の灰汁抜き
 ネットで検索すると、煮汁は「米糠派」と「米のとぎ汁派」の二つがあるようだ。更にそれらに加えて赤唐辛子を1本入れる場合もあるらしい。今回は購入時に貰っておいた糠のみを使用することにする。
 まずは根元の赤い粒々のあるところをけずりとり、きれいに洗い流す。次に先端の部分を斜めに切り落とす。 最後に身を傷つけないように、皮の部分に縦に1本切り込みを入れて、大さじ1杯ほどの米糠入りのお湯で1時間ほど煮混む。楊枝を挿してみて煮えたのを確認したら、火を止めて煮汁が冷えるまでそのまま放置。非常に簡単。ちなみに筍は収穫してから時間が経てば経つほどエグミが増してくるので、手に入れたら早めにゆでるのがポイントらしい。
 冷えたところで食用には適さない硬い皮をくるりと剥がしとっておしまい。姫皮は当然とっておく。

筍ご飯

 具はシンプルに筍と油揚げのみ。味付けは薄口醤油と鰹だしとお酒で、炊飯器に具と一緒に放り込んでおしまい。非常に簡単でよい。

 なお、酒のつまみには以下の2品が活躍。
ブリカマ
  
 もうすっかり春ですが、いい感じに脂がのってました。臭みが無くて、天然モノは旨いねえ。

せりと油揚げと玉葱と大根の和風サラダ

 水耕栽培のせりなので、非常にあっさり。ボリューム感を出すならササミを加えてもいいかも。

 そうそう、姫皮はポン酢で和えて頂きました。写真は忘れてしまった・・・。

 本日は久々に美味しいお酒が飲めました。
 


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