「企業戦士」悲劇再び…ケニアで邦人射殺 武装強盗団、ODA男性襲う (産経新聞) - goo ニュース
15日の現地時間では昼前ですがケニアのモンバサで日本人の産業戦士がお一人強盗団に襲われて銃撃され亡くなりました。
東洋建設の協力会社で勤務する小川悟さん(51)です。
小川さんは東洋建設がモンバサ港で受注した事業を業務委託した「イーストマリン」所属だそうです。
小川さんは銀行から270万ケニアシリング(約270万円)を下し車で運転手と2名で港の作業現場に戻る途中で施設まであと100メートルほどの細い道に金属製のリヤカーが放置され車が通れない様になっていました。
そこで車が止まった所を襲われたようです。
犯人は小川さんを銃撃後社内のバックを奪って逃走しましたが、現金は車内に残ったもう一つのバックに残されていたそうです。
人数の問題なのか揉め事がそれなりに解決してしまったせいかマスコミの反応はアルジェリアの日揮事件に比べるとローキーです。
それにしても人間の記憶はいい加減です。
浜爺が中高生の頃ケニアは英領でマウマウ団なんてゲリラによる蜂起が乱発していたが黒人のケニヤッタ大統領が選ばれ独立に至ったとか。
それ以降は英領時代の近代的地域と緑と動物に囲まれた公演や保護区が観光の売り物で落ち着いているとばかり思っていました。
そうマサイ族なんて背の高い現地人がジャンプして観光客を迎える映像は何度も見ました。
所が今回の事件で外務省の渡航情報を見ると北部は渡航禁止、残り全域が渡航注意のようです。
小川さんは仕事で現地にいたわけですから危険は覚悟の上でしょうが270万円もの(現地価格では)大金を運転手と二人で下しに行った所に油断が有りましたね。情報が漏れていた様に思えます。
強盗が銃を持っているなら当方もそれ相応の対応が必要だったのでしょうね。
会社としての対応に穴が有ったように思えてなりません。
働き盛りの産業戦士の命が無駄に消えてしまいました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
写真:道路をふさいだリヤカー(東洋建設提供)
産経新聞:
アフリカ東部ケニアのモンバサで現地時間15日午前11時半ごろ(日本時間の同日午後5時半ごろ)、東洋建設(東京)の協力会社で勤務する小川悟さん(51)が銃撃され、死亡が確認された。小川さんは銀行で多額の現金を引き出した後、武装した5人組の男らに襲われたという。
小川さんは東洋建設がモンバサ港で受注した日本の政府開発援助(ODA)事業を業務委託した港湾建設会社「イーストマリン」(シンガポール)所属。東洋建設によると、小川さんはケニア人の男性運転手と港から車で約20分離れた銀行に向かい、現地スタッフへの支払いや建築資材費などに充てる予定だったとみられる現金270万ケニアシリング(約270万円)を下ろし、港に戻る途中だった。
道を台車がふさいでいたため停車したところ、男らが車を囲み、窓ガラスを割って「金品を出せ」と脅迫。抵抗した小川さんは背後から右肩辺りを撃たれた。男らは車内にあったバッグを奪ったが、現金が入っていたのは別のバッグで車内に残されていた。運転手は車内にいたが、無事だった。
工事をめぐっては昨年4月と今年6月、武装集団に重機のタイヤや油が強奪される事件が発生。東洋建設は警備員を増やすなど警戒を強めていた。事件現場から約100メートル離れた場所にも警備員が配備されており、銃声に気付いて駆け付けたが間に合わなかった。
(引用終わり)
15日の現地時間では昼前ですがケニアのモンバサで日本人の産業戦士がお一人強盗団に襲われて銃撃され亡くなりました。
東洋建設の協力会社で勤務する小川悟さん(51)です。
小川さんは東洋建設がモンバサ港で受注した事業を業務委託した「イーストマリン」所属だそうです。
小川さんは銀行から270万ケニアシリング(約270万円)を下し車で運転手と2名で港の作業現場に戻る途中で施設まであと100メートルほどの細い道に金属製のリヤカーが放置され車が通れない様になっていました。
そこで車が止まった所を襲われたようです。
犯人は小川さんを銃撃後社内のバックを奪って逃走しましたが、現金は車内に残ったもう一つのバックに残されていたそうです。
人数の問題なのか揉め事がそれなりに解決してしまったせいかマスコミの反応はアルジェリアの日揮事件に比べるとローキーです。
それにしても人間の記憶はいい加減です。
浜爺が中高生の頃ケニアは英領でマウマウ団なんてゲリラによる蜂起が乱発していたが黒人のケニヤッタ大統領が選ばれ独立に至ったとか。
それ以降は英領時代の近代的地域と緑と動物に囲まれた公演や保護区が観光の売り物で落ち着いているとばかり思っていました。
そうマサイ族なんて背の高い現地人がジャンプして観光客を迎える映像は何度も見ました。
所が今回の事件で外務省の渡航情報を見ると北部は渡航禁止、残り全域が渡航注意のようです。
小川さんは仕事で現地にいたわけですから危険は覚悟の上でしょうが270万円もの(現地価格では)大金を運転手と二人で下しに行った所に油断が有りましたね。情報が漏れていた様に思えます。
強盗が銃を持っているなら当方もそれ相応の対応が必要だったのでしょうね。
会社としての対応に穴が有ったように思えてなりません。
働き盛りの産業戦士の命が無駄に消えてしまいました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
写真:道路をふさいだリヤカー(東洋建設提供)
産経新聞:
アフリカ東部ケニアのモンバサで現地時間15日午前11時半ごろ(日本時間の同日午後5時半ごろ)、東洋建設(東京)の協力会社で勤務する小川悟さん(51)が銃撃され、死亡が確認された。小川さんは銀行で多額の現金を引き出した後、武装した5人組の男らに襲われたという。
小川さんは東洋建設がモンバサ港で受注した日本の政府開発援助(ODA)事業を業務委託した港湾建設会社「イーストマリン」(シンガポール)所属。東洋建設によると、小川さんはケニア人の男性運転手と港から車で約20分離れた銀行に向かい、現地スタッフへの支払いや建築資材費などに充てる予定だったとみられる現金270万ケニアシリング(約270万円)を下ろし、港に戻る途中だった。
道を台車がふさいでいたため停車したところ、男らが車を囲み、窓ガラスを割って「金品を出せ」と脅迫。抵抗した小川さんは背後から右肩辺りを撃たれた。男らは車内にあったバッグを奪ったが、現金が入っていたのは別のバッグで車内に残されていた。運転手は車内にいたが、無事だった。
工事をめぐっては昨年4月と今年6月、武装集団に重機のタイヤや油が強奪される事件が発生。東洋建設は警備員を増やすなど警戒を強めていた。事件現場から約100メートル離れた場所にも警備員が配備されており、銃声に気付いて駆け付けたが間に合わなかった。
(引用終わり)