王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米空軍 イラク北部 3日連続空爆 !!

2014-08-11 07:32:55 | 海外
3日連続で過激派空爆=イラク北部の要衝防衛―米軍(時事通信) - goo ニュース

米国のオバマ大統領がイラクに対する限定的空爆を許可した後、昨日10日で連続3日に亘って米軍機が北部の要衝を攻撃している映像が流れました。
映像では迫撃砲や車両そして陣地だそうです。
空軍だけで地上部隊を殲滅するのは困難なのは戦争の常識です。
クルド自治区で市民と反政府組織「イスラムの國」の勢力が錯綜している地区ではこの程度でお茶を濁すのが手かもしれません?!

この先は「空軍の誤爆による市民の被害」そして「イスラムの国の反撃による米軍機の墜落」等で硬軟さまざまな方法が議論されるのでしょう。
取敢えず米軍介入でNYの株価が勢いを取り戻しましたから米国内向けにはそれなりの効果はあったといえます。
今後も空爆や無人機での爆撃に徹するなら地上からの敵味方認識の情報が絶対必要です。
やはり米軍顧問団によるイラク軍の立て直しが必要でしょう。
なにやら南ベトナム介入の道をまたなぞる様な気もします。
ワシントンの偉いさんは何を考えているのでしょう?
しっかり見守りましょう。


写真:空母上のF/A18戦闘爆撃機(米海軍)

時事通信:
【ワシントン時事】米軍は10日、イラク北部のクルド人自治区アルビル近郊で、進出をうかがうイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対し戦闘攻撃機や無人機による空爆を続けた。イスラム国への空爆は、8日の開始以来3日連続。クルド人治安部隊の防御を目的とし、装甲車や陣地を破壊した。

 10日の空爆は、米東部時間の未明(日本時間10日午後)から朝(同夜)まで4波にわたった。第1波攻撃では、クルド人部隊に発砲するなどしていた装甲車計2両を破壊。さらに第2波以降の攻撃で、迫撃砲陣地1カ所と車両1両を破壊、車両2両に損害を与えた。

 アルビルは、米公館もある北部の戦略的要衝。米軍は、クルド人部隊などとの共同作戦センターをアルビルに設置している。 
(引用終わり)
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