王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

東日本大震災4年 各地で追悼式 !!

2015-03-12 08:42:35 | 東日本大震災
鎮魂、再生へ祈り=東日本大震災4年で追悼式―安倍首相「復興、新たな段階に」(時事通信) - goo ニュース

昨日11日東日本大震災が起きて丸4年が経過しました。先週末からTV各局が各地で震災を風化させないイベントや追悼式えの様子を流していました。
昨日地震の起きた午後2時46分にも多くの被害を受けた自治体でサイレンを吹鳴し犠牲者に黙とうを捧げていました。国立劇場でも天皇皇后両陛下をお迎えし政府主催の「追悼式」が行われ黙とうと被災地の再生を祈りました。

震災の被害の大きかった宮城や岩手の沿岸部では「集団で高台移転」「堤防のかさ上げ」を主力で再生を進めている様です。
しかし素人目には「7-800年に一度位の大規模な地震」に備え今の工事は正解かどうか疑問です?!

同じころ大震災に見舞われたインドネシア各地では「高台移転後海岸部に戻り」生活が優先になりました。
生活を優先すればインドネシアのやり方と日本の被災地のやっている間に「正解ならぬ適解」が有るように思えます。
日本の官僚制度の凄さは今更方向の変更はしないでしょうから「出来上がった頃には若い人は誰も居なくなった」なんて事にならぬ様にお願いしたいものです。

さて福島第1原発事故の後始末の一つ、中間放射性廃棄物貯蔵所ですがようやく明日から運び込みが始まります。トイレのない高級住宅にようやく簡易トイレが出来た事になります。
安倍政権が原発再稼働を狙う以上、もう少し廃棄場の設置に真剣に取り組むべきと思いますが福島の事故処理としては不十分としか見えません。
安倍総理を始め行政の長は「祈り」が勤めでありませんから「結果を出して」欲しいものです。
しっかり実績を出して下さい。お願いします。


写真:国立劇場での安倍首相

時事通信:
東日本大震災から4年を迎えた11日、政府主催の追悼式が東京都千代田区の国立劇場で営まれた。天皇、皇后両陛下、安倍晋三首相ら三権の長、犠牲者の遺族代表ら約1120人が参列。地震発生時刻の午後2時46分から1分間、黙とうし、犠牲者の鎮魂と東北の再生を祈った。

 2011年の震災では、死者・行方不明者が1万8000人を超えた。東京電力福島第1原発では深刻な事故が発生。事故の影響もあり、現在でも23万人近くが避難生活を強いられている。

 首相は式辞で「被災地に足を運ぶたび、復興のつち音が大きくなっていることを実感する。復興は新たな段階に移りつつある」と強調する一方、「今なお23万人の方が厳しい、不自由な生活を送られている。健康・生活支援、心のケアも含め、さらに復興を加速していく」と表明した。

 天皇陛下はお言葉で「被災地においては、人々が厳しい状況の中、お互いの絆(きずな)を大切にしつつ、幾多の困難を乗り越え、復興に向けて努力を続けてきました。地場産業の発展、防災施設の整備、安全な居住地域の造成などさまざまな進展が見られましたが、依然として被災した人々を取り巻く状況は厳あしく、これからも国民皆が心を一つにして寄り添っていくことが大切と思います」と述べられた。

 岩手、宮城、福島3県の遺族代表もそれぞれ思いを語った。宮城県石巻市出身の菅原彩加さん(19)は中学校の卒業式を終えた後、家族5人で津波に襲われ、目の前で助けを求める母を救えなかった。「15歳だった私には受け入れられないような悲しみがたくさんあった」と振り返りつつ、「震災で失ったものと同じくらいのものを私の人生を通して得ていけるように、しっかり前を向いて生きていきたい」と誓った。 
(引用終わり)
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