王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ミシェル大統領夫人 安倍首相と面談!

2015-03-20 08:08:07 | 政治
首相、ミシェル米大統領夫人と面会 昭恵夫人とも女子教育支援の強化で一致(産経新聞) - goo ニュース

18日夕刻羽田に米国大統領の夫人のミシェルさんが来日されました。
何で今どきオバマ大統領でなく夫人なのか? オバマ大統領ならどうなのか? 素人にはよく分かりません?!

一般的に言われるのは「米国のアジアにおける中国重視による日本軽視の傾向」に日米外交にぎごちなさが有るのだそうです。そこで親善訪問で親密度をアッピールするにはオバマ大統領の訪日が良いのですが彼は人気が無いので変わって夫人が訪日した??という何とも「情緒的な理由」の様です。
まあ昨秋に安倍首相が靖国神社参拝した時の米国側の不快感。その前後から続く中韓による「歴史認識」を楯に取る日本たたきと日本側の反発による日対中韓の不仲。
アジアの米国主導による安定を望む米国にとっては好ましくない状況です。
そうかといって中国に「尖閣の問題に自制を求め」韓国に「慰安婦問題を取り上げるな」と仲介する気も無ければ説得するだけの力が無いので国務長官を訪日させるわけにも行かず、人気はともかくオバマ大統領を訪日させても意味が無いと言えば意味が無いのですよね。

日米の政治的課題を具体的に解決できないのですからそれに代わる手段は情緒的にならざるを得ません。
夫人は「女子教育の拡大」を大いに訴え賛同を得ている様です。しかし日本に来てわざわざそれを訴えられるほど日本の女子教育がお粗末ともテコ入れが必要とも思えないのですが!!

18日夕刻羽田に到着、19日の早朝TVニュースは「チュニジアのテロと邦人3名の死亡」夕刻は「堂本君の舞台倒壊」そして今朝20日も「テロの詳報」「地下鉄サリン20年」や「舞台倒壊」と「セクハラ村長辞任」等が中心でした。
さすが日本人も「アメリカ産」だけは熱狂して追っかけはしない程度に成長した様です。
国内の方が問題山積なんですね。
たしか今日1日で離日です。
成果は何でしょうかね。


写真:ミシェル夫人と安倍首相

産経新聞:
安倍晋三首相は19日、ミシェル・オバマ米大統領夫人と官邸で面会し、「夫人は女性が学ぶことの重要性の意義を世界中に広げている」と述べ、ミシェル夫人が推進する女子教育の拡大に賛意を示した。

 首相は、ミシェル夫人と昭恵夫人がこの日、昭恵夫人が経営する居酒屋「UZU」(東京・神田)で昼食をともにしたことにも触れ、「私は妻が経営するお店に行ったことはないが、夫人は私より先に行かれた」と笑いを誘った。ミシェル夫人は「とてもおいしいレストランなのでぜひ行ってほしい。次回はご一緒しましょう」と笑顔で応じた。

 これに先だち、両夫人は外務省が都内で開いた会合に出席し、発展途上国の女子教育支援の強化で一致。4月下旬に米国で予定される日米首脳会談を控え、一足先にファーストレディー外交を展開した。ミシェル夫人は天皇、皇后両陛下とも会談した。
(引用終わり)
コメント (1)
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