王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

口永良部島噴火 全島民ら退避 !!

2015-05-30 07:19:18 | 環境
口永良部噴火、全島民らが屋久島に避難

昨日29日朝10時少し前、口永良部島 くちのえらぶじま の 新岳 で爆発的噴火が起きました。
島民と観光客ら137名が夕方6時前にへりや船で屋久島に避難完了しました。

皆さん手荷物一つ程度で急ぎ避難した様子が覗えます。洗濯物の心配とか牛豚の心配をしていた方もいました。当然畑も心配ですよね。
島民の方には申し訳ないのですが「口永良部島」で噴火と聞いてすぐ地図を持ち出して「屋久島」を頼りに探しました。その他今朝までのTVニュースで小学生が居て中学校があって子供さんが住んでいるのに驚きました。
避難生活がどこまで続くのか、一時帰宅はどうなるのか?
当分は新岳の噴火がどう収拾するのか経過を見守るしか無い様です。
見事な避難行動は昨年8月の噴火を契機に避難計画を作って訓練もして備えが有っての様です。
グッジョブ!!

早く帰島できる事を願っています。

写真:船から降りる島民


噴煙を上げる新岳

読売新聞:
 鹿児島県屋久島町・ 口永良部島 くちのえらぶじま の 新岳 しんだけ (626メートル)で29日午前9時59分頃、爆発的噴火が発生し、島民ら137人が約12キロ離れた屋久島に船などで避難した。

 気象庁の観測によると、爆発的噴火は5分ほど続き、噴煙は上空9000メートルまで上昇した。全方位に火砕流が発生、一部は北西約2キロの海岸に達した。新岳は過去に繰り返し何度も噴火した例があり、同庁は今後も同程度の噴火が起きる恐れがあるとして、厳重な警戒を呼びかけている。

 気象庁は、同10時7分、5段階の噴火警戒レベルを「3(入山規制)」から、「5(避難)」に引き上げた。2007年の噴火警戒レベル導入以来、「5」が出されるのは全国で初めて。

 政府は同日午前、首相官邸危機管理センターに官邸対策室を設置した。

 同町は同10時20分、全島に避難指示を出し、ほとんどの住民が島北西部の 番屋ヶ峰 ばんやがみね の避難所に一時避難。同日午後、全島民118人と観光客ら19人の計137人が町営フェリーや海上保安庁の巡視船などで島を離れ、同5時半頃までに屋久島に到着した。

 この噴火で、口永良部島の向江浜地区周辺に住む男性(72)が火山灰を浴びるなどして額にやけどを負い、屋久島の病院に搬送された。1週間程度の入院が必要という。

 気象庁によると、ヘリからの観測で火口付近で約1メートルの噴石が確認された。広い範囲で火山灰が降り、屋久島の数か所でも降灰が観測されたという。噴煙は午後10時20分現在、上空1000メートル付近まで上がっている。
(引用終わり)
コメント (1)
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