王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

北が短距離ミサイルを発射 !!

2017-08-27 06:09:33 | 北朝鮮関連
【北ミサイル】トランプ政権、当面は静観の構え 報道官「状況を注視」 

昨日朝7時10分前から30分にわたって北がミサイルを発射したとの情報がありました。
TVニュースでも8時前後には速報が入り追って菅官房長官が官邸に入る姿が移りました。
当初は情報が錯綜しており(当然だけど)1発が失敗とか3発とも失敗など伝えられましたが最後はキテリオンの基地から北東に向かって発射その内2発が自国のEEZ内に落下したのでわが国には直接的な影響はなかったようです。
それにしても「き*がい」の様な隣国の指導者がやたらミサイルを発射するのはうざったい事です。どこかの村では暑い中、子供さんも大人も建物(体育館?)の中に避難して床に伏せて頭を両手で庇う姿勢を取っていました。
ミサイルの直撃にはその程度の防御では済まない様に思えます。別な角度で見ればグアム方向に発射された飛翔体は地方の行政にその情報が伝わる頃には通過していると思われます。
まあそれでも関連地域では「避難訓練」を指導しないと住民サービスに苦情が出るというところですかね?
悩ましい事です。

さて北のミサイル発射に対する対処法は上記のほかに政府は「イージス・ショアー」なる陸上固定型探知装置を2基(これで日本中をカバーできる)導入する考えとか」2基で1600億円程かかるそうです。もう一度書きます。飛んでくるものを本当に撃ち落とせるのか? できない事もあるけど国民への安心料とすれば安いものなのか? ここまでおちょくられてトマホークミサイルをキテリオン基地に3発打ち返せないのはなぜか? その辺をしっかり説明しないと税金の無駄遣いで喜ぶのは米国の防衛産業と自衛隊の幹部と言うことになります。
この費用の負担も含め国家予算は100兆円に届く規模にふくらみせめて東北大震災前の80兆円規模程度に収まる気配は一向にありません。
ゆるふん(ふんどしの締め込みが甘いーー気の緩んぢる)米国第7艦隊はイージス艦2隻の衝突事故で司令官の首が飛びました。 もともと退役がち近かったのでそんな事では片付かない根深い問題があるのだと思います。
イージス艦も日本で増やすなんて言い出さないでください。共産党ではありませんが「あらゆる外交努力」のあらゆるを具体的にするのが政治家の仕事です。しっかり頼みます。


写真:キテリヨン基地から北東へ(毎日新聞)

産経新聞:
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は、北朝鮮が短距離弾道ミサイル3発を発射したことについて、米本土やグアムなどの米領土を狙ったものではないとして、当面は静観する構えだ。

 サンダース大統領報道官は北朝鮮のミサイル発射に関し、「トランプ大統領は報告を受けた。われわれは状況を注視している」とする声明を出した。

 トランプ政権は、北朝鮮が米韓合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)に反発して米領グアム周辺への中距離弾道ミサイルを発射したり、米本土を射程に収める大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行ったりする可能性は排除できないとして警戒していた。

 ただ、国務省のナウアート報道官は24日、「北朝鮮が3週間以上もミサイルを発射していないのは望ましい一歩だ」と指摘したほか、ティラーソン国務長官も22日に「近い将来」の米朝対話実現に期待を表明した。政権としては、今回のミサイル発射に過剰反応することなく、北朝鮮に外交・経済的圧力を加え、金正恩体制の態度変更の可能性を見守る姿勢を維持するものとみられる。
(引用終わり)
コメント
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