25日頃から「和7年度予算案の一般会計総額が115兆円で閣議了承される」と報道がなされていました。
【27日政府が閣議決定した令和7年度予算案の一般会計総額が当初予算ベースで過去最大の115兆5415億円となった。
新型コロナウイルス禍による危機時の対応がなくなっても、高齢化で膨らみ続ける社会保障関連費や、防衛力を抜本的に強化するための費用などで財政需要はなお高い】と産経が報じました。
この記事にも言及されていますが「115兆円は過去竿高額で、その25%は国債という膨張予算です」⤵
石破所掌は「少数与党をしばしば口にし、野党の意見に耳を傾ける屋の発言ですが、野党も”わが党の主張を優先”の様子で”緊縮財政を口にする気配は有りません。」
この際、『プライマリーバランスを再検討し健全財政の為、国会銀の数と給与削減』位発言を期待したいところですが、その気配はうかがえません。
⤵ ⤵ 😰
「新年の通常国会での議論」にあまり期待をしないで、熟議を見守りたいと思います。
写真:令和7年度予算案の閣議決定などを受け、記者団の取材に応じる石破茂首相=27日、首相官邸
産経新聞:
政府が27日に閣議決定した令和7年度予算案の一般会計総額が当初予算ベースで過去最大の115兆5415億円となった。
新型コロナウイルス禍による危機時の対応がなくなっても、高齢化で膨らみ続ける社会保障関連費や、防衛力を抜本的に強化するための費用などで財政需要はなお高い。
重要度の高い施策に十分な予算措置を講じるのは当然だ。だからこそ既存の歳出構造に大胆に切り込む取り組みが求められたのに、目を引く改革がみられなかったのが残念である。
大規模災害や感染症のパンデミック(世界的大流行)、軍事的緊張の高まりといった不測の事態に備えるには、平時から財政余力を高める必要があることを改めて認識しておきたい。
税収を過去最高の78兆円超としたのは、定額減税による減収がなくなるほか、物価高で税収が押し上げられる効果などもあるためだ。新規国債発行額は17年ぶりに30兆円を下回った。
もっとも歳出の4分の1は国債発行に頼り、借金依存の構図に変わりはない。指摘したいのは、日銀の利上げで「金利のある世界」に戻り、極めて低いコストで国債を発行できる環境ではなくなってきたことだ。
国債の利払い費などに充てる国債費も長期金利の上昇を踏まえて過去最大の28兆円超を計上した。それが歳出を膨らませた要因の一つとなったことを厳しく受け止める必要がある。
歳出面では薬価改定で650億円近くの国費を削減する取り組みなどもあった。予備費の削減も妥当である。一方で石破茂首相が重視して倍増した地方創生の交付金や人工知能(AI)・半導体産業の基盤強化などの予算は効果を検証しつつ適切に執行することが問われよう。
(引用終わり)
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