王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

NY株急落、614ドル安中国不動産大手の経営懸念

2021-09-21 07:20:55 | 為替 ドル 株式
この記事は今朝6時まえの配信ですがNYダウ平均に付いて株式市況と別にビジネスの記事として取り上げています。
先週来中国の一地方で無く国をまたがる規模の大手不動産会社 中国恒大集団の経営悪化への懸念が強まり、リーマンショックの様な世界的凶行の引き金になる事を警戒したNYのマーケターが売りを急いだ様で、今朝閉まったNYのダウ平均は前週末比一時900ドルを超えるろうばい振りを見せましたが、引けにかけて押し目を狙う買いもあり614ドル安で引けました。
浜爺の様な素人が「米国と日本の市場を比べたら経済再選に対する予算措置が違う、新型コロナ対策とそれに関係する経済再活動再生政策も違う」からダウ平均は追随は危ないと(そっと)書き連ねてきました。そら見た事か! 喝!
ですよね。既に昨年秋から中国の大手房子(マンション)開発兼販売会社は売れ行き不振と台湾系や香港系のyoutubeで取り上げている所でした。この恒大集団はデカすぎて「習政権もつぶすには大きすぎ、支えればモラルハザード」と悩ましい所です。表面に出ていませんが少なくとも数省は傾くほど金を投資したはずです。別紙によれば恒大集団は3千億ドル(約33兆円)もの債務と契約責任を抱えていると言われていますから、ここがつぶれると雪だるま式に中国の小レベルの倒産が起き、香港と上海を通じて株式に下落は金融大手の損害に広がって行く恐れがあります。
習政権が見殺すかソフトランディングを図るか目下判りませんが、利益確定売り出来る投資家は一休みの時の様に思えます。

写真:ニューヨーク証券取引所(AP=共同) 

共同通信:
【ニューヨーク共同】週明け20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、前週末比614.41ドル安の3万3970.47ドルで取引を終えた。下落したのは3営業日連続で、下げ幅は一時970ドルを超えた。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営悪化への懸念が強まり、運用リスク回避のための売りが膨らんだ。この日の欧州市場も軒並み下げた。
 中国恒大は巨額債務を抱え、資金繰りが行き詰まれば、下請け企業や取引銀行に経営不安が広がる恐れもある。中国恒大株が上場する香港市場が大幅に下落したのをきっかけに投資家心理が悪化し、世界に波及した。
(引用終わり)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヤマダHD、創業者の山田昇... | トップ | 20日 NYダウ平均 614ドル... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

為替 ドル 株式」カテゴリの最新記事