静岡県知事の川勝平太氏(73)が新たな”不適切発言”とありましたので、「10月に行われた県知事選挙野党系候補の応援演説に行き”対立候補の地盤である御殿場市にはコシヒカリしかない”」と発言し選挙後に議会から辞職勧告決議案を賛成多数で可決されていました。しかし決議案には法的拘束力はなく、川勝知事の謝罪会見と合わせ辞職拒否でうやむやになっていたようです。
この写真は読売新聞が川勝知事の釈明会見を映したものです
それなのに「また 不適切発言か?」と思いましたら、不適切発言と思われる「音声がテープにとられた内容が6月6日にあった」と言う事の様です。
話の内容は「賢いことを言わないときれいに見えない。ところが全部きれいに見える」と器量と学力を結び付けての発言だったようです。川勝県知事の趣旨が今一つ判りにくいのですが「賢いことを言えばブスでもきりょよしに見える〈事になる)」とでも言いたかったのでしょうか? 誤解を招きやすい発言なのは間違い有りません。近頃は女性の容姿に触れ、それと人間としての中身と切り離した評価をすることは「特に政治家として気を付けないといけません」
つい最近もサンモニのご意見番として「野球に限らず広く世の中の事に喝を入れていた張本氏が不適切発言で降板」となったようです。
川勝氏に重ねて考えると川勝氏は73歳の若さで政治の要職にあるにも拘わらず「political correctness ポリコレー政治的に性別、人種、宗教などに対する偏見や差別を避けようとする政策や配慮や態度)に付き大いに欠けている様に見えます。
変われないと思いますがなるべく気を付けて思いがけない方向から矢が飛んでくる事の無いよう気を付けて仕事をして下さい。
写真:新たな“不適切発言” 川勝知事が女性蔑視? 「顔のきれいな女性は賢いこと言わないと…」
Look:
川勝知事が6月の知事選の集会で「女性蔑視」とも取れる発言をしていたことが明らかになりました。
関係者によると、この発言は6月6日に富士市で開催された集会で飛び出したものだといいます。
静岡朝日テレビは、問題の発言の音声データを入手しました。
川勝知事は静岡文化芸術大学の学長時代に、女子学生らと新東名高速道路の建設現場を視察したエピソードを次のように語っていました。
川勝知事(音声データ):
「私が学長になった時です。この現場を学生に見せようと思った。静岡文化芸術大学です。8割くらい女の子。11倍の倍率を通ってくる。みんなきれいです。めちゃくちゃ顔のきれいな子は、賢いことを言わないときれいに見えない。ところが全部きれいに見える」
「私が学長になった時です。この現場を学生に見せようと思った。静岡文化芸術大学です。8割くらい女の子。11倍の倍率を通ってくる。みんなきれいです。めちゃくちゃ顔のきれいな子は、賢いことを言わないときれいに見えない。ところが全部きれいに見える」
女性の容姿と学力を結びつけるような発言をしたうえで、さらに新東名高速の開通が前倒しになったことと、「若くてかわいい女の子が工事現場を訪れたこと」を結びつけるような発言もしていました。
川勝知事(音声データ):
「工事現場の監督は変なおっさんでなく、かわいい女の子が気に入ったんでしょう。工事現場にうら若き女の子が来たなんて、おそらく道路建設史上初めてじゃないですか。ね、それで一緒に写真撮ることになって。それで『また来ます』なんて言ったら『また来てください』って、翌日から仕事がはかどって。それでですね、平成24年4月14日に1年半前倒しでできたんですよ。なぜか、そういう相乗効果」
「工事現場の監督は変なおっさんでなく、かわいい女の子が気に入ったんでしょう。工事現場にうら若き女の子が来たなんて、おそらく道路建設史上初めてじゃないですか。ね、それで一緒に写真撮ることになって。それで『また来ます』なんて言ったら『また来てください』って、翌日から仕事がはかどって。それでですね、平成24年4月14日に1年半前倒しでできたんですよ。なぜか、そういう相乗効果」
この発言について、NPO法人・浜松男女共同参画推進協会の道喜(どうき)道恵理事長は「男女の固定的な役割を無意識に発言しており、ジェンダーに対する意識が低いのではないか」とコメントしています。
女性蔑視発言で記憶に新しいのは、今年2月、当時の東京オリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性が入った理事会は時間がかかる」などと発言、辞職に追い込まれたことです。
川勝知事の発言は6月にあったもので、2月の森会長発言より後に行われたということになります。
川勝知事は10月の参院補選でも、御殿場市について「コシヒカリしかない」などと不適切な発言を行い、県議会で辞職勧告決議が可決されています。
おとといの議会開会日には、謝罪のうえで次のように語っていました。
川勝知事(おととい):
「なぜ差別をしてはならないのか。それはこの世界に誰一人同じ人はいないからである。どなたもかけがえのない存在。人間はもとより自然界においても(他の議員:『あんたに言われなくても分かっている』)、この世に生を受けた生きとし生けるもの全てが、どれひとつ同じ物ではなく、1個1個がかけがえのない存在です」
「なぜ差別をしてはならないのか。それはこの世界に誰一人同じ人はいないからである。どなたもかけがえのない存在。人間はもとより自然界においても(他の議員:『あんたに言われなくても分かっている』)、この世に生を受けた生きとし生けるもの全てが、どれひとつ同じ物ではなく、1個1個がかけがえのない存在です」
女性差別とも取れる過去の発言について、最大会派・自民改革会議は。
自民改革会議 野崎代表:
「川勝知事は議会冒頭で差別をしてはいけないと話していたにもかかわらず、自身が誓ったことを守れていなかったことは残念である。この発言には、女性蔑視と職業蔑視の2つ問題点があると考えている」
「川勝知事は議会冒頭で差別をしてはいけないと話していたにもかかわらず、自身が誓ったことを守れていなかったことは残念である。この発言には、女性蔑視と職業蔑視の2つ問題点があると考えている」
けさ、川勝知事は報道された自身の発言について問われると。
川勝知事(午前9時すぎ):
「Q知事選で、女性の問題発言されていますが?」
「(無言で車に乗り込む)」
「Q知事選で、女性の問題発言されていますが?」
「(無言で車に乗り込む)」
このとき川勝知事は報道陣の問いかけに答えることはありませんでした。
あす知事定例会見が予定されていて、川勝知事はその場で記者の質問に答えるものとみられます。
(引用終わり)
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