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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ベルギーの農家、うっかり領土「拡大」国境の標石動かす

2021-05-09 08:58:30 | 海外
5日の外電で見つけた話です。ベルギーの男性が、うっかりフランスとの国境を変更して。ベルギー領土を「拡大」させて事が話題となっています。ただ報道の姿勢としては「こぼれ話風」の扱いで軍隊がにらみ合いなんて雰囲気にはならない様です。
フランスと国境を接するベルギーのに広がる森を散歩中のエルクリンヌ村の歴史愛好家が国境の一を画定する標石が2.29メートル移動している事に気づいたそうです。原因は地元農家の男性がトラクターの前進に邪魔と言う事でフランス側に移動させて事が判ったそうです。
ただし外交問題にはならず、フランスとベルギーの双方で大勢が面白がっているとのコメント付きです。まあエルクリンヌ村のダヴィド・ラヴォー村長は標石を戻す様に農民に要請して一件落着させる方向の様です。その様に落ち着いて欲しいものです。日韓、日中ましてや日ロの国境問題はこの様には行かないでしょうね。

写真:ベルギーの農家、うっかり領土「拡大」 国境の標石動かす 

BBC:
ベルギーの農家の男性が、うっかりフランスとの国境を変更して、ベルギー領土を「拡大」させたと話題になっている。
ベルギー・エルクリンヌ村の歴史愛好家がベルギーとフランスの国境をまたいで広がる森を散歩していたところ、国境の位置を確定する標石が2.29メートル移動していることに気づいた。
地元農家の男性が、この標石がトラクターの前進を阻んで邪魔だからと、フランス領土側に移動させたことが明らかになった。
ただし外交問題にはならず、フランスとベルギーの双方で大勢が面白がっている。
「ベルギーを大きくしてフランスを小さくしてしまった。困った話だ」と、エルクリンヌ村のダヴィド・ラヴォー村長はフランスのテレビ「TF1」に話した。標石を移動してしまうと、隣国同士はもちろん、土地の所有者同士でも問題になってしまうとも村長は述べた。
「私は嬉しかった。自分の村が大きくなったので。でも(フランス側の)ブージニー・シュル・ロック村の村長は、面白くなかったようだ」と、ラヴォー村長は笑いながら付け足した。
ベルギーとフランスの間の国境は全長620キロ。フランス皇帝ナポレオン1世が1815年にワーテルローの戦いで敗れた後、1820年に調印されたコルトレイク条約で確定した。農家の男性が移動させた標石には、1819年の年が刻まれている。
フランス側のブージニー・シュル・ロック村のオレリー・ウェロネク村長は、フランス北部の地元紙「ラ・ヴォワ・デュ・ノール(北の声)」に対し、「国境戦争の再発は避けられそうだ」と話した。
ベルギーの地元当局は農家の男性に、標石を元の位置に戻すよう要請する予定。もし男性が応じなければ、場合によってはベルギー外務省が1930年以来のフランス・ベルギー国境画定委員会を開く羽目になることもあり得るという。
ラヴォー村長は、もし男性が応じなければ、刑事訴追もあり得るとニュースサイト「Sudinfo」に話した。「快く応じてくれれば、何の問題もない。みんな和やかに問題を解決できるはずだ」。
(引用終わり)

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