王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

コンパクトで落ち着きある国立が新しい「聖地」に

2019-12-16 13:22:31 | 東京五輪
昨日15日、2020年の東京五輪に向けて建設中の国立競技場が無事竣工式が行われ、400人を超える報道陣に完成後初めてとなるスタジアムの公開の運びとなりました。

月日立つのは早いものですね!
2015年7月には「ザハ・ハデイド案はここをクリック⇒ゼロベースで見直し」とかもめて2015年12月、建設コスト圧縮とデザイン他をA案とB案で比べA案に決まりした。ここをクリック⇒、A案の業者は、大成建設・梓設計・建築家の隈研吾氏で構成するチームでした。
ざっと2600億円と見積もられたザハ・ハデイド案よりコストは1490億円と確かに抑えられました。 
そして周辺施設の整備とか追加工事があった気がしますが1569憶円となりました。 まあ安いのか高いのか そもそも適正規模と見合いのコストが無いのですから素人には何ともわかりません。
まずはスポーツ施設として使い勝手の良いものに差上がっていることを大いに期待します! 次が芸能関係の会場として稼いでくれることを期待します。
何といっても年間の維持費が24億円と旧競技場の3倍になりますからね!
その上、沖縄の首里城の大火災を見たばかりですから「新競技場は木材一杯ですから防災と一般論で呼ぶより“防火施設つまりスプリンクラーとか放水銃や非常階段など”は是非、デモを遣って安全な構えを見せて欲しい」ものです。
4年前には「聖火台が閉会式の日にマラソンランナーのゴールインにあわせて登場?するとかデザインとびっくり企画を語った方もしました。 マラソンが札幌では夢と消えましたね!  涙 >
写真:上から見ると News ポストセブン より

あと半年、まずはいろいろ使ってみて不具合を直し、東京五輪会場に相応しい施設にしてほしいものです。 お願いします。

写真:公開された新スタジアム

日刊スポーツ:
新しい「聖地」が誕生した。日本スポーツ振興センター(JSC)は15日、国立競技場(東京都新宿区)の竣工(しゅんこう)式を行った。来年の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックのメインスタジアムを400人を超える報道陣にも完成後、初めて公開した。
47都道府県から調達するなど全体で約2000立方メートルもの木材を使い、明治神宮外苑の環境に調和するよう配慮された「杜(もり)のスタジアム」。外観、植栽に覆われた最上部のコンコース「空の杜」、最大傾斜34度で臨場感を重視したスタンドなどが披露された。整備費は1569億円。
   ◇   ◇   ◇
階段を4階まで上り、スタンドの入り口に立った。1歩足を踏み入れると、目の前に赤茶けたトラックと緑のピッチが広がる。初めてのスタジアムは、いつも興奮する。あの「国立」の生まれ変わりなら、なおさらだ。目を閉じて深く息を吸うと、神宮の杜の緑と木のニオイが鼻に染みた。
「どうだろう?」。期待半分で座席の後ろに立った。観客席はすり鉢状の3層構造。1層部分は20度と緩やかな傾斜、3層でも34度。陸上の100メートルなど、注目種目も見やすい。加えて「ピッチが遠く感じるかも」という思いも、一瞬で消え去った。意外なほど近い。もちろん、球技専用スタジアムには劣るが、それでもトラックは気にならないほど。横浜国際総合競技場で感じるような「もどかしさ」はない。
海外のスタジアムに目が慣れているせいか、決して大規模という感じはない。もちろん、旧国立の2倍もの面積だから大きいのだが、屋根があるせいかコンパクト。白紙撤回されたザハ案のような近未来感もない。木と緑に覆われた、落ち着いた外観。巨大は巨大なのだが、周辺の景観にはなじむ。ザハ案と比べると「地味」かもしれないが、10年、20年先には、いい具合に見慣れてくるはずだ。
旧国立のメインスタンドから数々のドラマを見てきた「野見宿禰(のみのすくね)」と「勝利の女神」の像は青山門に飾られた。64年東京五輪の聖火台も移設される。レガシーとして生き続ける。ロンドンのウェンブリー、リオのマラカナンなど「聖地」には必ず歴史がある。緑のピッチを眼下にし、次に見るドラマに胸が躍った。【荻島弘一】
(引用終わり)

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