王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

11日 藤田菜七子が引退 若手騎手の“スマホ依存”深刻…違反頻発に「通信機能抑止装置」設置も検討

2024-10-12 07:37:34 | 社会
競馬の実際はとんと知りませんが「藤田菜七子騎手は女性にして若い時から期待されていたことくらいは知っていました。今では競馬関係の職員と結婚し、つい2日程前には「一時騎乗停止をJRAから命じられた」のもニュースで知ってました。
さて、その後ですが:
【JRAは9日午後5時頃に本人と連絡を取り、通信機器の使用の有無を藤田に事情聴取をしたところ、他者との通信を認めた。本人に11日からの一時騎乗停止処分を伝えた際に、引退の意思を伝えられた。10日付で騎手免許取り消し願いを受け取り、この日受理。「藤田菜七子 騎手の引退」を正式発表】とJRAが報じました。
各紙がコメントしています。
ーいんちきキレース」阻止はわかるがコンプライアンス(規則順守)のっ徹底が不足
ー規則(スマホの持ち込み禁止)が実需に合わない
ー防止対策が不十分 など を見受けました。
今でも一流企業或いは同様の組織では「私用で携帯を持ち込みを禁止」しているところは珍しくありません。
従ってJRAがいんちきレースを本気で防止する気があるなら「持ち込み禁止」は元より、もっと有効な方法が有るかも知れません。
最近でも若い騎手が6名も引退してるそうで、「不正行為が理由で若い騎手が辞めてゆく職場環境は業界としても長期に見て問題です。
簡単に他の職に転職とはいかないように素人には思えます。
他にも競輪、競艇、オートレース 等 乗り手がいんちきレースに関わる可能性の競技が有るのですから、どうすれば防げるのか? 実は方策が有りそうですが、何が問題で適解が出ないのですかね
良く判りません。

写真:藤田菜七子騎手

スポニチアネックス:
 JRAは11日、騎手として重大な非行があったとして騎乗停止となり、引退届を提出した藤田菜七子騎手(27=美浦・根本)を巡る一連の報道と処分について説明。騎手免許の取消申請を受理したと発表した。若手騎手のスマートフォン不適切利用による違反の頻発に、JRAはジャミング(通信機能抑止装置)の設置も検討すると報告した。

 藤田を巡っては、10日発売の週刊文春が藤田の通信機器不正使用を報道。JRAは9日午後5時頃に本人と連絡を取り、通信機器の使用の有無を藤田に事情聴取をしたところ、他者との通信を認めた。本人に11日からの一時騎乗停止処分を伝えた際に、引退の意思を伝えられた。10日付で騎手免許取り消し願いを受け取り、この日受理。「藤田菜七子 騎手の引退」を正式発表した。

 昨年5月に若手騎手6人(今村聖奈、永島まなみ、古川奈穂、小林美駒、河原田菜々、角田大河=すでに引退)が騎手控室、調整ルーム居室で通信機器(スマートフォン)を使用したことが発覚、30日間(開催日10日間)の騎乗停止処分を受けていた。今年5月にも水沼元輝、今月には永野猛蔵、小林勝太が同様の違反で騎乗停止となっている。

 スマホ不適切利用による違反・処分が多発している中、過去の違反をさかのぼっての処分は藤田が初めてとなった。松窪隆一審判部長は「今後も過去であっても処分をする対象になりうる。違反行為が認定されれば処分されることはある」と説明した。

 また「若い騎手ほどスマホに依存しているきらいがある。これだけ短期間でこういうことが起こるということは、若手のルール認識が甘いところがあるのかもしれない」と分析。

 今後の対策については「早急に防止のための手段を考えていく」とし、「具体的にはジャミングも検討のひとつ」と、通信信号に対する通信機能抑止装置も検討。「近隣住民への影響、競馬開催業務への影響を考えながら検討していく」と展望を明かし「持ち物の抜き打ち検査も当然検討していく」と主張した。

(引用終わり)


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