王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「旅行、運輸、外食、イベント」で需要喚起首相会見詳報

2020-03-29 09:27:09 | 政治
昨日28日午後6時過ぎ首相官邸で安倍首相による記者会見が行われました。
事前に予告があり、早とちりの浜爺は「これはここ数日の小池都知事の言動からすると“緊急事態宣言”か」と思いましたが違いました! ほッ >

各紙、安倍首相の話の中で関心の高いものをヘッドラインに持ってきて報じてます。
この朝日の記事は、会見の概要を伝えていますので、時間の有る方が参考にするには適当です。
解説によれば、この会見は前日27日で参院に於いて令和2年度の一般会計予算が成立したので(これで予算は前年度内に成立です)それを受けての会見だそうです。

話の枕は:新型コロナウイルス感染が世界的に拡大している事に警戒感を示し、国内でも感染経路不明の患者が増えていて、爆発的感染拡大の危機なので最大限の警戒をと注意を喚起しました。
次が経済対策で、会見後に策定を指示し、いろいろ手厚い策をねるそうです。
この為に新年度予算も補正を組む様です。
何でも良いから、取り敢えず“現金の一人当たり5万円も給付”してくれると一息つきますが、お肉券やお魚券では、どう国民は感じるでしょうか?
「ぎりぎり持ちこたえているので長期戦を覚悟」する様、覚悟を求めました。
終わりに東京五輪の1年延期に触れましたが、目下それは後回しで結構です。

要するに、東京都と国内でも2週間前と倍増している患者の数を前にして、具体性に欠ける精神的なお話でした!!

これから、推測すると安部首相は「改正新型インフルエンザ等特別措置法」の発令による、例えば“東京都の封鎖”なんかやりたくないのかも知れません。
浜爺は、ここをクリック⇒日本で都市封鎖を発令しても物理的そして法律的に、それを強制するだけの仕組みと罰則を持っていませんから無理だと思っています。

要請そして強い要請(法律による命令でない行政指導だけど)で、生活物資や食料品などの流通を確保し、一方では最低限の人の動きを見守るーーのは、日本人の行動原理と順法精神に合うのかも知れません?

「大都市封鎖」を命じる前に、一般市民向けマスクをドラッグストア前に溢れるさせて下さい。 真実は細部に宿ります。 安倍政権の行政能力が目で見えるのがマスクです。 毎週1億枚⇒3月からは月当たり6億枚⇒4月からは⇒7億枚 なんて“我が軍は赫々たる戦果”なんて虚報を撒くのでなく「政府が買い上げたのが1億枚⇒3億枚⇒そして目下4億枚に達したから市中への放出は間もなく」とか、官房長官事案なんですから、数字に基づいて報告して見せて下さい。 

勤勉で性格は温和そして政治的には民主主義は多数決の事と思っている日本国民が本当に怒りださない様、安倍晋三首相 しっかりかじ取りをお願いします!!!

写真:28日夕官邸での記者会見での安倍首相

朝日新聞:
安倍晋三首相が28日午後6時から、2020年度予算の成立を受けて記者会見をしました。新型コロナウイルス感染拡大への対策、森友学園問題などをどう説明したのか。タイムラインで詳報し、記者が解説します。
■菅官房長官や安倍首相が入場
 首相官邸の安倍晋三首相の記者会見場では、会見開始直前に進行役の長谷川栄一・内閣広報官がマスク姿で入場。その後、菅義偉官房長官や3人の官房副長官が入場し、長谷川氏がマスクを外した。直後、紺色のスーツ姿の安倍首相が入場し、冒頭撮影後に冒頭発言に移った。
■会見始まる
 「新型コロナウイルスの感染症が世界で猛威をふるっています」。安倍晋三首相の記者会見が午後6時、首相官邸で始まった。首相会見では冒頭、ある程度の時間を使って首相が発言する。きょうは2020年度予算が成立した意義や、新型コロナウイルスに対応するため4月中にまとめる緊急経済対策について言及するとみられる。
■「最大限の警戒をお願いしたい」
 首相は海外での感染拡大の例を挙げ、「日本でも短期間で同じ状況になっているかもしれない。最大限の警戒をお願いしたい」と国民に訴えた。
■「感染経路がわからない患者増えている」
 安倍晋三首相は記者会見で、国内の新型コロナウイルスの感染の状況について「クラスターと呼ばれる集団での感染のつながりを発見し、コントロールすることで持ちこたえてきた」と説明。一方で「足元では感染経路が分からない患者が東京や大阪の都市部を中心に増加している。制御できない感染の連鎖が生じれば、どこかで爆発的な感染拡大が発生しかねない」と危機感を示した。
■学校再開へ、来週にも専門家会合
 安倍晋三首相は記者会見で、学校再開に向けて来週にも専門家会合を開くことを明らかにし、「専門的見地から意見をうかがう」と語った。文部科学省がすでに示している「窓を開ける」などのガイドラインについて説明し、理解を求めた。
■「長期戦に覚悟していただく必要」
 安倍晋三首相は記者会見で、国内の新型コロナウイルスの感染拡大の状況について「まだギリギリ持ちこたえている。少しでも気を緩めれば、いつ急拡大してもおかしくない」と強調。「水際の状態がある程度の長期にわたって続くことを意味する。この戦いは長期戦を覚悟していただく必要がある」と述べ、イベント自粛を求めている状況などへの理解を求めた。
■抗インフルエンザ薬、「治験プロセスを開始」
 新型コロナウイルス対策として、安倍晋三首相は記者会見で、抗インフルエンザ薬として備蓄している「アビガン」について「治験プロセスの開始」を表明した。他の薬も含め、大学や民間の機関の研究に対し「力強く後押しし、あらゆる可能性を追求する」と強調した。
■緊急経済対策「会見後に策定指示」
 安倍晋三首相は記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための緊急経済対策について、会見直後に開く政府対策本部で策定を指示する方針を表明した。経済対策を盛り込んだ新年度補正予算案については「できるだけ早期に国会に提出する」と述べた。税の減免措置や金融政策の例を引きつつ、「総動員する」と強調した。
■「旅行、運輸、外食、イベント」で需要喚起
 安倍晋三首相は記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている国民生活を支援する対策について「きめ細かな支援をする」と述べた上で、社会不安を払拭(ふっしょく)するために「一気に日本経済をV字回復させたい」と強調した。さらに、新たな需要喚起策を講じる分野として「旅行、運輸、外食、イベント」を挙げた。
■「聖火、出口へ人類を導く希望の灯火」
 安倍晋三首相は記者会見で、東京五輪・パラリンピックの開催延期について「遅くとも来年夏までに開催する。聖火は人類の希望の象徴としてともし続け、来たるべき日に送り出すことにしたい」と述べた。「この聖火こそ今まさに私たちが直面している暗く長いトンネルの出口に人類を導く希望の灯火だ。人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして、国民とともに来年のオリンピック・パラリンピックを必ず成功させていきたい」と強調した。 (引用終わり)

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