昨日20日の昼NHKのTRVニュースがここをクリック⇒前日イラン北西部で墜落したヘリに乗っていたライシ大統領はじめ外相他搭乗員の死亡を報じていました。
20日の発表はイラン国営通信ですから公式表明でしょうね。
後継の大統領代行は、「反欧米・反イスラエルの強硬路線を堅持」と発言している一方、国内の混乱は避けられない。或いは大統領は表の顔で、最高指導者ハメネイ師が健在な限り揺るぎはないだろうとの見方もある様です。
一時はイスラエルの謀略か?とおもいましたが、イスラエルも「関与を否定」しています。長きにわたり欧米の「対イラン製品輸出の禁止が効いてきてヘリの部品の供給が絶え、事故による故障でないか」との見方もあるようで案外そんな所なのかもしれません。昨日今日のSNSでもたくさんの人が「1979年アヤトラ・ホメイニ師による革命によりパーレビ体制崩壊後,45年にもわたって続く反欧米イスラム体制」が批判されていますが当面は見守るしかあなさそうです。
写真:イランのライシ大統領=イランで2024年2月2日、大統領府提供・WANAロイター
ロイター:
ロイター通信は20日、イラン当局者の話として、イランのライシ大統領とアブドラヒアン外相がヘリコプターの墜落事故により死亡したと報じた。ヘリは当初、「不時着」したと報じられていたが、悪天候により山中で墜落して炎上した模様だ。現職大統領の急死という事態を受け、イラン国内の政治が混乱する可能性も出てきた。
報道によると、ライシ師らは19日、隣国アゼルバイジャンとの国境地帯でダムの落成式に出席後、ヘリで州都タブリーズに戻る途中だった。現場は当時、濃霧により視界が悪かったという。救助隊は20日、山中でヘリの残骸を見つけ、生存者の捜索を続けていた。
ライシ師は2021年の大統領選で当選した保守強硬派の大統領で、最高指導者ハメネイ師の後継者と目されていた。【カイロ金子淳】
(引用終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます