19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、ここをクリック⇒前日比198ドル70セント(0.6%)高の3万5457ドル31セントで終えた。
米国の第3四半期の決算が本格化する中で好業績銘柄を中心に買いが集まった。ダウ平均はほぼこの日の高値で終え、最高値(3万5625ドル)を付けた8月16日以来の水準に浮上した。中国の恒大集団の経営不振の問題はさて置き、当面はNY市場はにぎわいそうです。
写真:19日 NYダウ平均の株価ボード
日経新聞:
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比198ドル70セント(0.6%)高の3万5457ドル31セントで終えた。
2021年7~9月期の決算発表が本格化するなか、好業績銘柄を中心に買いが集まった。ダウ平均はほぼこの日の高値で終え、最高値(3万5625ドル)を付けた8月16日以来の水準に浮上した。
上昇が目立ったのが日用品・医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)だ。19日に発表した21年7~9月期決算で1株利益が市場予想を上回り、好感された。保険のトラベラーズも予想を上回る決算発表を受けて買われた。米主要企業の好決算が相次ぎ、投資家心理の改善につながった。市場では「強気の姿勢が必要だ。10月は下げた局面では買いの好機になる」(ファンドストラット)との声が出た。
J&Jの決算を受けて、ヘルスケア株に買いが広がった。製薬のメルクは3%高、バイオ製薬のアムジェンは2%高で終えた。
一方、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は決算発表で経営陣が想定を超える原材料費や輸送費の上昇に言及し、売りに押された。消費財や小売り株が売られ、スポーツ用品のナイキが安い。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸した。前日比107.281ポイント(0.7%)高の1万5129.090で終え、約1カ月ぶりの高値を付けた。
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