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損保各社 保険料、引受量 見直しも!

2012-07-16 07:51:38 | 経済
リスク管理、損保が強化 大規模自然災害続発に悲鳴 保険料、引受量見直しも(産経新聞) - goo ニュース

13,14日の両日九州を襲った大雨とそれに伴う洪水、地すべりや山崩れなどで目を覆うような被害をもたらしました。

個人では損保と聞いても住宅に対する火災保険と地震特約付きや家財の保険あとは車関係ですかね その程度しか思いつきません。

参考記事の様に東日本大震災やタイの洪水被害では昨年度の保険菌支払額は過去最高となったそうです。
しかしそれよりもここ数年大規模な自然災害が支払額の膨らみ続けていて損保各社の経営を圧迫しているそうです。

自然災害リスクをもっと厳しく見直す他自社のリスク回避を図らないとやっていけない様です。
被害に遭った方にお見舞い申し上げます。

産経新聞:
 相次ぐ自然災害で保険金支払額が急増し、業績が悪化している国内損害保険各社が、災害発生の予測を強めるなど、災害リスク管理に乗り出した。東日本大震災とタイ洪水で昨年度の保険金支払額が過去最高になったほか、大型地震や台風、豪雨災害が続き、ここ数年は支払額が膨らんでおり、保険料算定や引受量の見直しにつなげる。

 損保業界では、「東日本大震災やタイ洪水の特殊要因ではなく、被害地域の広い自然災害の発生や地震保険の普及を背景に、保険金の支払いが経営圧迫要因になっている」(損保大手)。国境をまたいで再保険を引き受けるため、世界的に支払額が増える傾向もあるという。

 こうした中で、東京海上日動火災保険は、災害リスクの評価技術が世界最高水準とされる米リスク・マネジメント・ソリューションズ(RMS)と組む。今月下旬から、RMSのリスク評価の基になっているデータやノウハウの提供を受け、自社の災害予測精度を向上させる。

 MS&ADインシュアランスグループホールディングスも、アジアを中心に、海外の災害リスク管理を強める。サプライチェーン(部品供給網)を寸断させたタイ洪水並みの最悪のシナリオを想定して実地調査をやり直し、保険料の算定や引受量を再検討する。

 NKSJホールディングスはインドネシアやタイ、インドなどで、災害リスクの定量化を進める。欧米、東アジアだけでなく、成長市場の東南アジアでのデータ収集、分析を拡充する。

 日本損害保険協会によると、平成23年度の保険金支払額は前年度比27・5%増の5兆5058億円、保険引受損失は3391億円の赤字で、いずれも過去最大に膨らんだ。

 各社は災害予測の強化に加え、想定外の損失に備える異常危険準備金の積み立てや再保険で、保険金支払いに伴う業績リスク回避を狙う。
(引用終わり)

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