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22日日銀は金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブコントロール、YCC)を含む大規模金融緩和の維持を22日決定した。「0%程度としている長期金利の誘導水準とマイナス0.1%の短期政策金利を据え置いた」。
以上が会合後、植田総裁は会見で述べた骨子で「事実上これまでと何も変わらない」と言う事でした。その為、会合中に「円・ドル相場は148円26銭まで売られました。
この会合前には「日銀が年内金融引き締めに動くか?」との見方もありましたが、結論は「金利低下と円安」でした。
今朝の朝刊には「エコノミストの賛否意見が載っています」
素人の浜爺が思うに「アベノミクス」を発動する為、安倍首相と黒田前日銀総裁が組んで(と穏やかに表現しておきます)進めた「2%の物価上昇を実現するため、大規模な金融緩和と債券の買い入れ」の後始末ですから大変なのは判ります。しかし、ロシアのウクライナ侵攻、物流・商流の混乱、原油代・穀物大の価格上昇」その複合に寄る国際価格の上昇と円安による為替差損で輸入価格は国民生活を一様に圧迫しています。
一方、岸田政権は「放漫財政、援助金のバラマキ、更なる国家予算増」と「入りを図りでを制する」気配は見られません。
ジャニーズ事務所事件と同様で国民の英知を集める事態と思います。
写真:Federal Reserve Jackson Hole Economic Symposium
ブルムバーク:
日銀は金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブコントロール、YCC)を含む大規模金融緩和の維持を22日決定した。0%程度としている長期金利の誘導水準とマイナス0.1%の短期政策金利を据え置いた。先行き政策指針のフォワードガイダンスの表現にも変更はなかった。
今回会合の事前予想は政策維持が大勢だったが、植田総裁インタビュー報道以降は市場ではマイナス金利の早期解除観測が広がっている。米長期金利上昇も受けて日本でも金利上昇、円下落が続いていた。全国消費者物価指数(コアCPI)は8月も高止まりした。
みずほ証券の丹治倫敦チーフ債券ストラテジストは日銀の金融政策決定会合の結果について、ハト派的トーンが声明文には強かったとし、金利の正常化が規定路線と捉えられるのを避けたいようだと話した。今回の声明文のインパクトは「金利低下と円安」とした。
日銀の植田総裁は会見で、物価目標実現見通せればマイナス金利解除は視野に入ると述べると同時に、マイナス金利解除の距離感がすごく動いたわけではないとも語った。
植田総裁会見中に一時前日比0.6%安の148円42銭まで下落。21日に付けた昨年11月以来の安値148円46銭に接近した。
(以下省略)
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