昨日12日午後ソフトバンクグループ(SBG)の2021年3月期連結決算は」。最終利益が4兆9879億円(ざっと5兆円)と報告されました。国内企業で過去最多とあります! ここをクリック⇒前期は9615億円(ざっと1兆円)の赤字でした。なんとまあ天国と地獄の差ですね。
大手マスコミの中にはSBGと並んでトヨタが同日発表した決算が2.2兆円と
していますが、投資会社を抱えるSBGと自動車メーカーのそれを並べるのも悪趣味だなーと思ってしまいました。
さて、コロナ禍に対応するため、世界的な金融緩和の金が株式市場に流れ込み株価が上がった事と先行投資したベンチャー企業が大きくなったのが決算に好影響を与えたようです。孫社長も「1兆、2兆円の赤字はニューノーマル(な状態)これからも成長の余地があると思う」と意欲的に発言してました。
益々のご活躍を願っておきます。
写真:12日 決算発表での孫社長(ネットより)
産経新聞:
ソフトバンクグループ(SBG)が12日に発表した令和3(2021)年3月期連結決算は、最終利益が4兆9879億円の黒字(前期は9615億円の赤字)となった。最終利益の水準では国内企業で過去最高。米グーグルの持ち株会社アルファベットが20年12月期に稼いだ402億6900万ドル(約4兆4千億円)を上回った。世界的な株高の影響で、投資先企業の価値が向上し、含み益が膨らみ、前期の赤字から反転した。
東京都内で記者会見した孫正義会長兼社長は「たまたまが重なった。これからも株式相場で1兆円や2兆円は上がったり下がったりする。一喜一憂はしない」と述べた。前期は共有オフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーへの投資の失敗や、新型コロナウイルスの流行に伴う株価下落で15年ぶりの最終赤字となったが、1年で経営環境が一変した。
傘下の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」などを通じて保有する株式の値上がりや、米配車大手ウーバー・テクノロジーズなど保有する株の売却などで、投資利益が7兆5290億円と巨額に膨らんだ。
SVFについては、一時規模を縮小していた第2弾ファンドも、投資先がすでに第1弾を上回る95社になったことも発表。今後も人工知能(AI)関連の新興企業に積極的な投資を続ける考えで、孫氏は「ばくちでなく仕組みで、製造業のように続々と上場企業をうみだしたい」と述べた。
(引用終わり)
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