鳩山氏 虚偽記載 釈明会見

信頼する秘書、自身は「ノータッチ」＝鳩山代表、「故人献金」釈明(時事通信) - goo ニュース

先月半ば位でしようか「鳩山氏の故人献金」が指摘されるのにマスコミは余り報道しない。これもマスコミの偏向の一つだ見たいな指摘があちこちのブログでありました。
鳩山氏はこの件で３０日「秘書のやった事」と釈明しました。

爺はそもそも「故人の献金」だなんて誰がどうして認識出来るのか？　不思議に思っています。今でもそうです。徳川家康とか織田信長なんて献金があれば何だか怪しそうですし伊藤博文なんてひょっとして居そうです。

小沢前代表がいみじくも西松の迂回献金疑惑の釈明の時に「有り難くも献金のご意志のある方にどこの何方か念押しをする様な事は出来ない」という主旨の発言をしていた。
一般的にそうだよな。献金してくれると言う方に「本当でしょうね。迂回でないですか？　貴方の自前の金ですよね？　故人の名前なんて使ってないですよね？」とは聞き辛い。

でも故人献金や名前貸し（他人の名前を勝手に使う）献金を避けるなら「本人確認」として運転免許証の写し、保険証や住民票の写しとかを添えないと献金を受ける側は悪意の献金や秘書の一存による献金を防げません。

さらに５万円以下で匿名献金も可能のようで鳩山氏は「これも他に比べて断然多い」とか。今回はこの話は置いておきましょう。

「政権交代」を当面の政治課題にして政治改革を訴える野党第一党の代表が二代続いて「政治献金は秘書のやった事」で釈明とは「法的には問題なくても一国の政治指導者としての行動倫理にいかがわしさ」を感じます。
自民党は「東国原氏におちょくられて失笑をかっています」が民主党は「鳩山氏の自傷行為（セルフインフリクトーー自分の刀でで自分を傷付けてしまう」でまたぞろ国民の期待に水を掛けました。

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ！　追われて辞めるか自主的に辞任するか？
難しい判断です。


時事通信：
鳩山由紀夫民主党代表の政治資金管理団体の政治資金収支報告書に、故人の名前が個人献金者として記載されていた問題。鳩山氏は調査結果を明らかにした３０日の記者会見で「国民にご心配、ご迷惑を掛けおわび申し上げます」と深々と頭を下げ謝罪すると、うつろな表情で釈明を口にした。

　弁護士同席の下、「鳩山個人として申し上げたい」と党代表の立場ではないことを強調。公設秘書が管理していた鳩山氏個人の資金を、勝手に資金管理団体の収入に計上し、収支報告書には亡くなった人の名前などを使用していたと説明した。

　事実でない献金は４年で計２１７７万円。弁護士は「秘書には刑事罰があり得る、と伝えた」とし、法に抵触する可能性があるとした。

　鳩山氏は、初当選直後から支え続けてくれた秘書への「信頼」を何度も口にする一方、自身の関与については「一任していたので全くノータッチ」。「ずさんと思われても仕方ない」「監督責任は当然ある」。苦渋に満ちた表情で、秘書を解任したと明らかにした。「尽くしてくれた秘書なだけに残念、無念であります」。

　政権交代に向け、気勢を上げる民主党。「政治とカネ」の問題でも、企業・団体献金を禁止し個人献金に一本化する政治資金規正法改正案をまとめただけに、「身内でこんなことが起きてしまい、本当に情けなくて残念」と弱々しく胸の内を吐露。弁護士が説明を引き取ると、手にしたペンを所在なげにいじり、焦点定まらない目で虚空を見詰めた。　（引用終わり）

写真：共同通信