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2013 5/12の拝観報告2(孤篷庵)

写真は、玄関
10:30に西行庵を出て孤篷庵に向かいますが、4人なのでタクシーを使います。
しかし途中で出町柳駅に寄り道。
これは寄っておかないと「後で困る」のです(笑)。
そして孤篷庵前に集合しました。
こちらがやや遅れ気味だったので、2級のほうさま、京極堂さま、serimamaさまは既に来られていました。
当然次は孤篷庵ですが、何故?ってなりますよね。
ここは通常は非公開であり、予約拝観もしておられません。
今回拝観できた理由は、
toganjiさまが孤篷庵の方と知り合いで、直にお願いして下さったから
です!
アマデウス会員も増えてくると、いろいろなツテをお持ちの方がいらっしゃいます。
そしてその機会を皆で分かち合えるのです。
やっぱりすごいシステムだ、アマデウス会は(笑)!
奥様が応対してくださいました。
方丈→忘筌。
この辺りは以前の特別公開でも公開されました。
・大徳寺18 特別拝観10 孤篷庵1 忘筌席
そしていよいよ書院です。
直入軒と山雲床です。
僕はかつて1度入ったことがありましたが、残りの6名は初めてでした。
本編にもありますが、最初に書院からの庭園の開けた眺めに驚きますね。
忘筌など方丈側からは庭園が一望できないようになっているので、ギャップが大きいです。
また密庵の写しといわれる山雲床も、見所が多いです。
・大徳寺19 特別拝観11 孤篷庵2 直入軒 山雲床
そもそも拝観の機会がない上に、今回は書院まで見せて頂きました。
toganjiさま、ありがとうございました。
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萬福寺3 特別拝観 法堂、東方丈、松隠堂、三門楼上(宇治散策11)

写真は、松隠堂から見た開山堂
法堂
2013年3/9の福利厚生倶楽部での特別拝観や、2014/7/26の「そうだ 京都、行こう」のツアーで内部に入りました。
床が敷瓦なのは他の法堂と同じですが、内部は正面に須弥壇があるだけです。
天井に蟠龍図はなく、須弥壇上に龍図がありました。
東方丈
次に法堂の右手にある東方丈(とうほうじょう)です。
11月第1週の連休に行われている個展で内部に入りました。
入った右手は臨済宗の方丈様式と同じ手前3間、奥に3間の6間構造です。
元来は襖や壁に池大雅の“五百羅漢図”等が描かれていましたが、現在は京都国立博物館に預けられているそうです。
奥の中央には、住持が寝起きする甘露堂があります。
また入って左手には方丈前庭があります。
白砂の枯山水庭園で、石組みが17個、そして庭園中央やや右に椿とモクレンが植えられています。
またここに続いて最奥側にも庭園があり、石組みが多くその背後の紅葉がきれいです。
方丈裏の庭園は池泉式庭園です。
中央に池があり、周囲にはもみじ、松や孟宗竹などが植えられていました。
西方丈
そして法堂の左手にあるのが西方丈(さいほうじょう)です。
ここは2014/10/22~10/28の手しごと回廊の会場になっていました。
玄関から入って右手に大きな広間がありますが、逆に言うとそれだけです。
法堂側には枯山水の庭園、裏側にも奥半分に松などの植栽のある庭園がありますが、いずれもそれほど凝った造りではありませんでした。
松隠堂
さらに開山堂横にあるのが松隠堂です。
ここは隠元禅師の隠居所だったそうです。
玄関を入り右手に進みます。
ここも東方丈と同じ手前3間、奥に3間の6間構造です。
あまり余計なものはないシンプルなお部屋ですが、奥の2間は書院造で襖絵も見事なものでした。
書院に面した裏庭は立石が配された枯山水庭園です。
正面の前庭は白砂の小さな枯山水ですが、背景に開山堂が見えます。
松隠堂は2014年秋の非公開文化財特別公開でも公開されました。
この際は三門より外にある参道途中の正面から入りました。
玄関を入ると右手に新しい庭園が出来ていました。
三門が借景になっています。
そして松隠堂に繋がります。
三門の楼上が、2014/7/26の「そうだ 京都、行こう」のツアーや、2014年秋の非公開文化財特別公開で公開されました。
楼上の中は見事に何もないです。
現在は大雄王殿にある十八羅漢像が以前にあったそうですが、黄檗宗の三門楼上には基本的には何もありません。
縁からの境内の眺めが見事です。
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