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2013年 京都迎賓館一般公開の案内と分析
写真は、和舟
2013年の京都迎賓館一般公開の詳細が公開されました。
応募要項
参観期間:8/27(火)~9/5(木) 10日間
定員:各日1300人
申し込み期間:6/3~6/28
申し込み方法:官製往復ハガキかインターネット
注意事項
・応募多数の場合は参観日毎の抽選。
・応募は各日1回のみ
今回の応募要項の検討
まず昨年は土曜日が2日、日曜日が1日でしたが、今年は土日が1日ずつです。
また内閣府のHPからインターネット申し込みも出来るようになりました。
さらに今回大きい変化といえるのは、応募は各日1回のみとなったことです。
昨年までは同日複数枚応募が可能でした。
総務省が公開している過去のデータの検討
過去のデーターを総務省が公開しています。
京都迎賓館の倍率の推移です。
平成17年 28.88倍
平成18年 12.99倍
平成19年 9.57倍
平成20年 5.51倍
平成21年 4.71倍
平成22年 2.87倍
平成23年 2.47倍
平成24年 1.74倍
当初は気の遠くなるような倍率でしたが、年々低下しているのが分かります。
2013年参観申し込みの分析
もはや1.74倍ですので以前に比べれば楽勝ですが、「9/1(日)に投函して行こう!」と簡単に考えていいのかを概算の上、分析検討します。
まず全日程での定員が13000人。
倍率が1.74倍なので、22620人の応募があったと考えられます。
しかしこの平均倍率というのは平日も休日も合わせての倍率です。
各日の定員は同じでも、申し込み数は恐らく違うハズです。
そこで
1:土日は平日の2倍の申し込みがある
2:土日は平日の3倍の申し込みがある
と仮定し、これら2つのケースで概算してみます。
1:土日は平日の2倍の申し込みがある場合
平日が8日間、土日が2日間ですので、平日を1単位と換算した場合、
全体では1単位×8+2単位×2日間=12単位になります。
総数が22620人ですので、1単位あたり、22620/12=1885人になります。
1日あたり1300人が参観可能ですので、
平日の倍率=1885/1300=1.45倍
土日の倍率=1885×2/1300=2.9倍
と試算されます。
2:土日は平日の3倍の申し込みがある場合
平日が8日間、土日が2日間ですので、平日を1単位と換算した場合、
全体では1単位×8+3単位×2日間=14単位になります。
総数が22620人ですので、1単位あたり、22620/14=1615.71人になります。
1日あたり1300人が参観可能ですので、
平日の倍率=1615.71/1300=1.243倍
土日の倍率=1615.71×3/1300=3.726倍
と試算されます。
以上から、
平日なら2日分出せばほぼ当確といえそうですが、
土日だけなら8/31と9/1の両日応募でも1.5倍~2倍程度
と考えた方がいいのではないでしょうか。
昨年までは同日複数枚応募が可能でしたので、「土日参観を確実に当てるのが困難になった」といえると思います。
ちなみに僕は過去平成22年(1日4枚投函で日曜日当選)、平成24年(1日5枚投函で日曜日当選)と2回参観しました。
また平成23年は3連休中日の日曜日に1枚投函で落選しています。
もう当面行くつもりはないですが、こういう数字を並べられると”理系の血”が騒ぎます(笑)。
なお参観の詳細は以下の通りです。
・京都迎賓館1 聚楽の間、夕映えの間
・京都迎賓館2 藤の間、桐の間
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