goo

2013 5/11の拝観報告(その時、歴史が動いた??!!)


写真は、・・・

ハイハイ、ざわつかない。
まずは人の話を聞く(笑)!

この日は朝から仕事で大阪の中ノ島でした。
そのため前日に京阪電車の切符を買いに金券ショップに行きました。
片道460円が380円で行けるのでお得です。
往復2枚で760円のハズが・・・1960円でチケットが3枚?
しかし”気弱でハト派”の僕は何も言えず帰宅・・・。

翌朝から中ノ島。
14:00頃に中ノ島を出たのですが、朝も早かったため車内でうつらうつら。
”慌てて下車”したら、どうやら”おっちょこちょいの僕”は降りる駅を”間違え”ていたよう。
しかも西に歩くところを、”人の流れに流され間違えて”東へ。
人の流れに乗って、”無意識に”写真の場所へ・・・。

そして”偶然”残り1枚のチケットで、そこに入れる状態のよう!
”偶然に偶然が重なった”ので、”しょうがない”から初めて入ってみました・・・
京都国立博物館
・・・・・・・

ガヤガヤしない!
なんか文句あるか!!
もうええ、
行ったぞ京博!!!

考えたんですよ。
もはや庭園はほとんど行き尽くした。
自分にとって今後の”伸びしろ”がもうほとんどない。
今後さらに自分が発展していくには・・・動産系に手を出すしかない・・・と。
「こりん星の存在を否定した、小倉優子さんの気持ち」
が少し分かったような気がしました(笑)。
ただし僕は飽くまで、
庭園派
ですからね。

さてみなさんお楽しみの感想です!
いきなり全部しっかり観るのは”素人”にはムリと判断し、興味があるものはしっかりそれ以外はさらっと観ることにしました(笑)。

まずは天祥院でデジタル複製を見た「老梅図襖」。
そしてその裏の「群仙図襖」。
50年ぶりに旧に復して良かったのですが、バラバラに海外に流出しているのは実にもったいないですね。

あとコメントでも話題になった「猿猴図」。
あれはそのままキャラクターグッズになりそうですね。
同じような感じだったのが「松梟竹鶏図」の梟。
とぼけた表情がいいですね。

面白かったのは、「秘伝画法書」。
なかなかこのような”舞台裏”を見られることがないので、少し笑えました。

最後に今回僕が1番見入ったものは、
「長恨歌図巻」
でした。
修復されていますが、精緻なタッチが見事。
お話が順に進んで行くので、物語を読んでいるようです。
しかし建物など”神経質”に描いてありますね。

結構早めに観たつもりでしたが、それでも1時間30分かかりました。

図録も買いました。
もちろん初めて(笑)。
今でも”前乗りの興味”とまではいかないですが、勉強してみようとは思っています!
さすがに今までの拝観や京都検定での勉強を通じて”動産系知識の基礎体力”はあったようで、それなりに解説の意味も分かり楽しむことも出来ました。
まあ地味に知識を増やしていこうと思います。

最後にもう1回言っておきます!
僕は庭園派であり、決してB派に屈服はしていませんからね(笑)!!!

さあ、コメントでヤイヤイ言って下さい!

アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
携帯の方はココ


「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 41 ) | Trackback ( )

萬福寺1 通常拝観1 天王殿 大雄宝殿(宇治散策9)

写真は、本堂の大雄宝殿

正式名称は「黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)」で、日本三禅宗(臨済、曹洞、黄檗)の1つ黄檗宗の総本山です。

京阪の黄檗駅を降り、JRの踏切を渡った右手に“萬福寺”の案内があるので、その道を進むとすぐに萬福寺の総門の左手に到着です。
JRの黄檗駅を降りて左手の押しボタン信号を渡った正面に細い細い道があります。
これを進み、次の交差点を左折して直進すると、総門の右手に到着します。

総門を入り、その奥の大きな三門で拝観料500円を納めます。
中国明朝の伽藍様式なので、非常に中国風で、しかも境内はかなり大きいです。

参道がまっすぐに伸びます。
参道途中の右手に宝物館の文華殿があります。

正面の参道の突き当りに“天王殿”があります。
ここは寺の玄関で、京都七福神の1つに数えられ布袋尊がお祀りされています。
また四天王像、そして布袋尊像の裏には韋駄天像もあります。

この天王殿の中を抜けた奥に本堂の“大雄宝殿(だいおうほうでん)”があります。
中に入ってお参り出来ます。
中には本尊の釈迦如来像や、元来は三門楼上にあった十八羅漢像(中国では十六羅漢に賓頭盧尊者と慶友尊者を加えた十八羅漢もある)があります。

そして天王殿と大雄宝殿間の左右にも対象に伽藍が配されています。
向かって
右手前から、鐘楼、伽藍堂、斎堂、
左手前から、鼓楼、祖師堂、禅堂です。

だるままつり 煎茶席
毎月(2月と8月を除く)8日には境内で、ほていまつりが開催されます。
入山は無料で、境内で手作り市などが開かれます。
この日は有声軒で、煎茶席が設けられます。
場所は天王殿までの参道を右に進みます。
すると右手に文華殿、左手に竜宮門があります。
この竜宮門の奥に有声軒があります。
時間は11:00~15:00、参加費は500円です。

有声軒
玄関を入ってすぐ受付があります。
受付の右手から部屋に入ります。
なお受付の左手奥には売茶翁をお祀りした売茶堂があります。
通常扉は閉まっていますが、5月に全国煎茶道大会の際は開扉しています。

それを囲むように3畳の控えの間と鞘の間があります。
庭園は太湖石、芭蕉、梧桐竹を配した煎茶趣味のものです。
席はあまり堅苦しくなく、懐紙なども持っていなくても用意されています。
1席約30分です。

そしてこの広間のさらに奥に6畳の本席があります。
こちらは2020年9月の予約特別拝観「僧侶のご案内でめぐる 黄檗宗大本山 萬福寺で特別煎茶体験」で見学させて頂きました。
純煎茶風の茶席だそうです。
席を入ったところにある柱は取り外しが可能です。
その右手の窓は氷が割れたような氷裂組です。
そして6畳間の周り二方は回廊式の土間になっています。




コメント ( 0 ) | Trackback ( )